Blizzard Entertainmentは、同社のF2Pコレクティブルカードゲーム『Hearthstone: Heroes of Warcraft』のプレイヤー数が7000万人を突破したと発表した。2016年4月には5000万人を突破していたことが明らかにされており、1年間でさらに2000万人が増えた計算となる。
『Hearthstone』は2014年3月にPC向けにリリースされ、その後4月にはiOS版、12月にはAndroid版の展開がスタートした。Blizzard初となるCCGであるにも関わらず、サービス開始から1年間で1000万人のプレイヤー登録数を達成。その後も5つの拡張セットやバランス調整を経て、多数のプレイヤーを獲得し続けてきた。デジタルカードゲームとしてゲーム業界に与えた影響も大きく、『シャドウバース』など『Hearthstone』のルールをひな形としたタイトルが国内外に多数存在するほか、『Gwent』『The Elder Scrolls: Legends』といった独自の路線を打ち出した作品も登場している。
なお先日には、同じくBlizzardが手がけるマルチプレイヤー対戦FPS『Overwatch』のプレイヤー数が3000万人を突破したことも明らかにされていた(関連記事)。2014年発売の『Hearthstone』、2016年発売の『Overwatch』と、Blizzardは立て続けに新規IPで見事な成功を収めている。