Steamストアにおける「全世界売り上げ上位」を観測し、チャートに浮上した最新作や注目作を独断と偏見で紹介する週間連載企画「振り返りSteam」。第四回となる今回は4月24日(月)から4月30日(日)のSteamランキング情報をお届け。
予約の段階から人気を集めていた『Warhammer 40,000: Dawn of War III』が発売後も順調に売り上げを伸ばしている。『Warhammer 40,000: Dawn of War III』は遠い未来を舞台に、Space Marine、Ork、Eldarのみつどもえの戦いを描くRTSだ。開発はバンクーバーに拠点を構え、『Company of Heroes』シリーズや『Warhammer 40,000』シリーズを手がけるRelic Entertainment。7年ぶりの新作ということで、システムだけでなくド派手なビジュアルが印象的だ。「Imperial Knight」「Gorkanaut」「Wraithknight」といった巨大ロボたちで、大量のユニットを蹴散らす新要素も好評を博している。
また現在セール中の『The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition(以下、Skyrim SE)』が週末に入り急上昇している。『Skyrim SE』は、『The Elder Scrolls V: Skyrim』をリマスターした作品で、これまで発売されたDLCもすべて含まれている。定価は4000円であるが、現在半額である約2000円で購入することができる。遊べる長さを考えると、非常にお得だといえるだろう。セールは5月6日まで実施されているので、このゴールデンウィークは、極寒の土地を探索する旅に出てみてもいいだろう。
アジア版が発売された『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』が好調だ。ただ、通常版とアジア版は異なる集計をされているのか、Steamの全世界売り上げ上位では『ニーア オートマタ』がふたつ存在するという奇妙な事態となっている。アジア版は中国や韓国などで売り上げを伸ばしているものの、中国では発売前まで199人民元となっていた価格が412人民元になったことで、Steamのフォーラムは荒れ模様を見せている。ちなみに、412人民元は日本円にすると約6600円となる。
首位を守るのはおなじみとなりつつある『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』。先週AUTOMATONで紹介した、発売もしくは正式リリースされたタイトルは以下のとおり。