『TES』新作か新規IPか、Bethesda Softworksが6月の「E3 2017」にて2つの新規タイトルの発表を示唆

Bethesda Softworksは大手メディアへ向けて、E3 2017における同社のカンファレンスへの招待状を送った。その招待状には1枚のアートが添付されており、同イベントでBethesdaが2つの新規タイトルを発表するのではないかと考えられる内容となっている。

Bethesda SoftworksはGameSpotなどの大手メディアへ向けて、E3 2017における同社のカンファレンスへの招待状を送った。その招待状には1枚のアートが添付されており、同イベントでBethesdaが2つの新規タイトルを発表するのではないかと考えられる内容となっている。

アートワークでは、「Bethesdaland(ベゼスダランド)」と名付けられた、同社の有名IPを遊べるテーマパークのような場所が描かれている。真ん中下の入り口から時計回りに『Fallout』『Dishonerd』『Prey』「工事中」『The Elder Scrolls』『DOOM』『Quake』「工事中」となっており、この2つの工事中がエリアがアナウンスを示唆しているような趣向だ。4つ目のエリアは木造の柱や資材とクレーンが並び、7つ目のエリアは山のような川のような造形物が見られるが、はたして。

2つの「建設中エリア」が並ぶベゼスダランド。なお今年のE3では、すでに『Fallout 4 VR』に関する最新情報の公開が約束されているが、こちらはすでに発表されている作品だ

2016年6月のE3にて、開発のBethesda Game StudiosのTodd Haward氏は、3つの大型プロジェクトが同社にて進行中であることを明らかに。そのうち1つは『The Elder Scrolls』の続編であることを認めていた。『Fallout 4』が6月のE3で発表されその年末に発売されたように、同社は「ゲームの発表を発売の見通しが立った少し前にする」というPR戦略を取っており、今年年末に大作が突然登場してもなんら不思議はない。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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