海外メディアEurogamerは、海外にて浮上していた『Alien: Isolation』の続編が開発されているとの噂を否定した。これは英語圏向けのPlayStation系マガジン「OPM」の噂コーナーにて伝えられていた情報で、Webマガジン「PSU」がこれを引用して報じ、にわかに注目を集めていた。
OPMは独自の情報筋から入手した情報として、Creative Assemblyは『Halo Wars 2』を開発したあと、新たな「エイリアン」ゲームの開発に取り組んでいると第135号の噂コーナーで伝えている。一方でEurogamerは独自の情報筋から、『Halo Wars 2』のチームはすでに次のプロジェクトのプロトタイプ開発に取り組んでいるものの、完成までにはまだ数年が必要となる見込みで、「エイリアン」ゲームでもないとこの噂を否定した。またEurogamerは、『Halo Wars 2』のクレジットと『Alien: Isolation』のクレジットを比較し、『Alien: Isolation』ゲームデザイナーらが別の場所で仕事していることも指摘している。
『Alien: Isolation』は2014年10月(国内では2015年6月)に発売された一人称サバイバルホラーゲーム。原作の主人公エレン・リプリーの娘アマンダ・リプリーを主役に、映画版「エイリアン」と「エイリアン2」のあいだをつむぐ物語を描く。宇宙ステーションの閉鎖空間のなか、敵を倒す手段を持たないプレイヤーはエイリアンやアンドロイドに見つからないようにしつつ、さまざまな目標をクリアしていかなければならない。一本道でバリエーションの少ないゲームプレイ性などでメディアの評価は多少割れたものの、恐怖の対象である「エイリアン」の作り込みや容赦ない難易度、ホラー感などが感じられる作品となっていた。