カプコンは4月25日、2017年春に無料配信予定としていた『バイオハザード7 レジデント イービル』のDLC「Not A Hero」を、2017年予定へと延期したと発表した。同時に本作のプロデューサー川田将央氏、ディレクター中西晃史氏、そしてエグゼクティブ・プロデューサー竹内潤氏が、公式YouTubeチャンネルに投稿した動画でその延期理由を説明している。
竹内氏らによると、このDLCの開発はすでに完成に近い段階まで進んでいるとのことだ。しかし本編と同じくらいのクオリティにはまだ達していないとのこと。リニューアルと原点回帰という二つの課題に挑んだ本作が、世界中で非常に高く評価されたことによりプレイヤーの期待も高まっており、それに応えるためにはもう少し時間が欲しいと語っている。なお、価格は無料のまま変わらないとのこと。
DLC「Not A Hero」は、これまでの『バイオハザード』シリーズでもおなじみのクリス・レッドフィールドを主人公とする短編シナリオだ。なんらかの任務を負ってベイカー邸に現れたクリスの活躍が描かれる。本編のイーサンの“悪夢”とは異なるテイストになるという。また、竹内氏から「Not A Hero」の発売延期の発表に合わせて、もう1つDLCが開発されていることが明かされている。