『Watch Dogs 2』の失踪ミステリー「The Shuffler」を解いて超能力者ハッカーになろう
『Watch Dogs 2』の失踪ミステリー・イベント「The Shuffler」(関連記事)に進展があり、一連のイベントを進めていくとマーカスが超能力を使えるようになる「The Shuffler」コスチュームが手に入ることが分かった。謎を解いたのは以前から本ミステリーを追っていたDiscordコミュニティ(/r/Watch_Dogs)である。判明したのが4月18日のパッチ1.13配信以降であったことから、アップデートのタイミングでコスチューム獲得のイベントが追加された可能性が高いだろう。
「The Shuffler」とは、2月のパッチ1.11で追加されたティーンエイジャー4人の失踪ミステリーである。「The Shuffler」という謎の存在に深入りしたものは精神が崩壊するという都市伝説が関わっている。NPCの会話やラジオから事件と関連した情報を耳にしたプレイヤーも多いだろう。謎解きのヒントはゲーム内だけでなく『Watch Dogs 2』の公式Tumblrアカウントからも出されていたことから、ARG(Alternate Reality Game)のような扱いを受けていた。
コスチュームの獲得方法としては、まず4つの「The Shuffler」グラフィティを探し出し、カメラ機能で撮影する必要がある。すると失踪事件と関連するダイアログが流れ始める。この際、カメラを「ネットハック」モードに切り替えるとグラフィティが描かれた場所に暗号文字が浮かび上がる(文字はプレイヤーによって異なる)。4つのグラフィティを探し終えると暗号を解読でき、DedSec HQにてジョッシュの机の横に英数字への置き換え表が貼り出される。4つの暗号文字を表に当てはめていくと24時間表記の時刻が出来上がるので、あとは指定の時刻に、指定の場所で写真を撮影すればイベントが進展する。
「The Shuffler」コスチュームの特徴はなんといっても近接攻撃のフィニッシュムーブだろう。マーカスが何かに取り憑かれたような動きで敵に接近し、相手を宙に浮かび上がらせ、身体の骨をボキボキに折っていく。別の超能力系オープンワールドゲームを想起させるアビリティである。やや世界観が崩れるものの、ここまできたなら続編やDLCで「超能力ハッカー対決」を見てみたいものだ。
思えば「The Shuffler」イベントの仕込みは2月の有料DLC「ヒューマン・コンディション」と同時期であった。今回も結末パートを有料DLC「ノー・コンプロマイズ」の配信とタイミングを合わせてきたのであれば、なかなか面白い話題の作り方だなと言わざるを得ない。