『魔界村』に出たがる娘の夢を叶える『Battle Princess Madelyn』Kickstarterキャンペーン終了。日本語版も決定し来年発売へ

Causal Bit Gamesは4月15日、『Battle Princess Madelyn』の開発資金を募るKickstarterキャンペーンの終了を報告した。初期目標金額の6万カナダドルはキャンペーン開始から1週間も経たずに達成し、最終的に3402人から21万2665カナダドル(約1733万円)を集める結果となった。

Causal Bit Gamesは4月15日、『Battle Princess Madelyn』の開発資金を募るKickstarterキャンペーンの終了を報告した。初期目標金額の6万カナダドルはキャンペーン開始から1週間も経たずに達成し、最終的に3402人から21万2665カナダドル(約1733万円)を集める結果となった。

本作は、開発者のChristopher Obritsch氏の娘Madelynちゃんが、父がプレイする『大魔界村』のシールダー戦(緑色の首が外れるボス)が大好きで、「私も『大魔界村』に出て“グリーンヘッド”と戦いたい」と望んだことがきっかけに開発がスタートした。その内容は、騎士見習いの若き姫Madelynが、幽霊となって蘇った愛犬Fritzyとともに、邪悪な魔法使いから家族と王国を救うために戦う2Dアクションゲームだ。

ゲームプレイはもちろん『魔界村』シリーズから大きく影響を受けたものになっており、槍などの武器を投げて敵を倒しながら、墓場や城などのステージを進んでいく。一度ダメージを受けると鎧が壊れ(女の子なのでネグリジェ姿)、さらにダメージを受けると死んでしまうシステムや、Madelynのアクションポーズも、一目で『魔界村』と分かるおなじみのものだ。本作はそのほかにも『モンスターワールドII ドラゴンの罠』からの影響もあるという。ゲームの難易度は自動調節され、アクションゲーム初心者でも楽しめるよう配慮される(関連記事)。

今回のKickstarterキャンペーンでは多くのストレッチゴールを達成しており、より難易度の高いアーケードモードやブレードキングモード、またボスラッシュモードやスピードランモードといったゲームモードが追加収録される。そのほかに隠しステージやサイドクエストなども追加され、オープニングとエンディングにはアニメーションが導入される。さらに、PlayStation Vita版の制作もストレッチゴール達成により決定した。

※今年2月に公開されたSteam Greenlight向けトレイラー

本作はこれからWindows/Nintendo Switch/Wii U/PlayStation 4/Vita/Xbox One向けに、2018年2月の発売を目指して開発が進められる。なお、フライハイワークスによる日本語へのローカライズがすでに決定している(関連記事)。今週中にはPayPalを利用した出資受け付けが開始される予定なので、興味のある方はまずSteam/IndieDBで配布されている体験版(プレアルファ版)を試して、検討してみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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