スパイク・チュンソフトは本日4月13日、『ZERO ESCAPE 9時間9人9の扉 善人シボウデス ダブルパック』をPlayStation 4/PlayStation Vita向けに発売した。価格はパッケージ版・ダウンロード版ともにPS4版が4980円で、PS Vita版が4480円(いずれも税抜)。なお、Steam版は先行して先月から発売されている。
本作は、緊迫のアドベンチャー×脱出ゲーム『ZERO ESCAPE』(極限脱出)シリーズから、2009年にニンテンドーDS向けに発売された第1作の『9時間9人9の扉』と、2012年にニンテンドー3DS/PS Vita向けに発売された第2作『善人シボウデス』を、それぞれグラフィックの高解像度化などを施したうえで1パッケージに収めたタイトルだ。
『9時間9人9の扉』では、謎の人物「ゼロ」によって連れ去られた8人の男女が、見知らぬ客船に閉じ込められていた。全員の手首には、数字の書かれた謎のバングルがはめられており、9時間後に沈む船からの脱出をかけたゲームに巻き込まれる。そして『善人シボウデス』では、同じく数字の書かれたバングルをはめられた8人の男女が登場する。謎の施設に閉じ込められている彼らは、「ゼロ3世」を名乗るAIによって脱出か死かというゲームを強制される。
リマスター版となる本作では、両作ともにグラフィックの高解像度化と、BGM・SE・ボイス音量の個別設定追加、未読スキップ機能の追加がおこなわれている。そして『9時間9人9の扉』では、ノベルパートをフルボイス化し、さらに英語音声も収録。また、周回プレイを快適におこなえるようフローチャートを実装し、BGM・SE の高音質化もはかられた。『善人シボウデス』については、セーブ領域が3個から27個に増量されたほか、PS Vita TVでのプレイが可能になっている。