Xbox 360版『Call of Duty: Black Ops II』が後方互換に対応、要望数1位タイトルがついにXbox One上でプレイ可能に
マイクロソフトは4月12日、Xbox 360版『Call of Duty: Black Ops II』が後方互換に対応し、Xbox One上でプレイ可能になったとTwitter上で発表した。
FPS『Call of Duty』シリーズの9作目となる本作はTreyarchが開発し、国内では2012年にスクウェア・エニックスから発売された。『Call of Duty: Black Ops』の続編で、1980年代と2025年の二つの時代をプレイする。1980年代では、前作の主人公アレックス・メイソンが引き続き登場する。前作で共に戦い、死んだと思われていたフランク・ウッズがベトナムで生きており捕虜になっていることを知らされたメイソンは、同じく前作にも登場したCIA捜査官ハドソンと共に救出へ向かう。そして現地で、麻薬・武器密売人のラウル・メネンデスとの因縁が生まれる。
時は流れて2025年、こちらの主人公はメイソンの息子デイビッド・メイソンだ。この時代ではコルディス・ダイと呼ばれる政治活動グループが、ネットを通じて20億人もの支持者を集めるほどの存在感を示していた。そのカリスマ的リーダーはメネンデスだ。グループの裏の顔は豊富な資金をバックに活動するテロ集団で、ネイビーシールズのデイビッドは首謀者のメネンデスを追う。なお1980年代のゲームプレイは、この時代のウッズの回想シーンとして描かれている。
キャペーンモードでは冷戦時代と近未来というまったく異なる時代をプレイするとあって、実在した武器から架空のハイテク装備まで幅広いゲームプレイを楽しむことができる。マルチプレイでは近未来の装備がベースとなり、キルストリークではなくスコアストリークを採用し、最大6チームでの対戦をサポートするなど新たな要素が追加されている。もちろんゾンビモードも健在で、こちらもゲームモードの追加など新要素がある。
ちなみに本作は、マイクロソフトがユーザーからの要望を募るXbox Feedback上で、後方互換を希望するタイトルとしてダントツ一位の得票数だった。そのため、新たな互換タイトルが発表されるたびに、多くのユーザーがマイクロソフト関係者に「BO2まだか」などといったコメントを投げかけることが恒例となっていた。関係者にとっては一つ肩の荷がおりたというところだろうか。