Team 17とPlaytonic Gamesは、本日4月12日より『Yooka-Laylee』の販売を開始した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One/PC 。デジタル版の価格は3980円(39.99ドル)で、PC版はSteamやGOGから購入できる。日本語には対応していない。なお本作はNintendo Switch版も発売される予定で、リリース時期は後日となっている。
『Yooka-Laylee』の開発を手がけるPlaytonic Gamesは、数々の名作を生んだイギリスの名門スタジオRareの元メンバーで構成されている。Playtonic Gamesは過去のRareタイトルのリバイバルを掲げており、また『バンジョーとカズーイの大冒険』の主要スタッフが携わっていることから、『Yooka-Laylee』は同作の精神的続編とされている。こうした理由からファンからは熱狂的な支持を得ており、2年前にKickstarterキャンペーンを開始した際には200万ポンド以上を集めていた。
なお本作では発売前に先行してメディアや批評家にレビュー版が提供されており、その中では技術的な問題が複数指摘されてきた。Jim Sterling氏やLaura Kate Dale氏はパフォーマンスの課題を指摘、予約すべきかを再考するようにユーザーに訴えていた。一方でEurogamerは機種ごとに本作のパフォーマンスを解析し、Xbox One版には問題があったもののパッチで修正され、現在は3つのバージョンがすべて問題なく動作するはずだとも伝えている。Steamレビューはおおむね好評なものの「ゲーム自体は素晴らしいものの、カメラなど技術的な問題をいくつも抱えている、磨き(polish)が足りない」と批判する声も少なくない。Playtonic Gamesはこれらの問題を認識しており、現在はさらなるパッチ配信に取り組んでいるそうだ。