InDemand Designは、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けの非公式アクセサリー「SwitchCharge」のIndiegogoキャンペーンが目標額に達したと発表した。キャンペーン開始から約2日で目標額の8万ドルを突破し、4月10日12時現在、13万ドル以上を集めている。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。クラウドファンディングキャンペーンの締め切りは、1か月以上先でありどこまで数字が伸び続けるか興味深い。
クラウドファンディングの数字が伸びている理由は、価格のお得さだろう。製品版が130ドルで販売されることに対し、Indiegogoでは75ドル以上の出資+送料で商品が手に入る。すでに75ドル枠は完売しているので、現段階では85ドル以上の出資+送料で購入できる。日本への発送にも対応しているようなので、気になった方はチェックしてみてほしい。(発送時期は2017年7月後半)
SwitchChargeは先日弊誌でも報じた、Nintendo Switch専用のモバイルバッテリーだ。Nintendo Switchに装着することで、本体の稼働時間が伸びるという魅力を持つ。バッテリー容量は12000mAhが予定されており、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が10時間以上遊べるという。Nintendo Switch本体と同等である390グラムという重量は気になるものの、厚さは2.6センチメートルとなっており、スリムな印象だ。安定性のあるスタンドや、ゲームカードを入れるスロットなどが備え付けられておりオプションも充実している。懸念点である放熱に関しては、エアーフローの確保など対策が練られているようだ。
SwitchChargeの発案元であるInDemand Designは、キャンペーン達成を受けて「SwitchChargeを製品化させてくれたサポーターたちに感謝したい。目標額を達成したが、これで終わりではなく、製品化に向けて詳細な仕様や生産について他社と協議を進め、その状況を伝えていきたい。すでに出来上がっているプロトタイプ版についても公開していきたい。」と感謝の意を述べている。