『Overwatch』4月12日の新規イベントにヒント、人類とオムニックの過去がわかる“プレイアブル”な追加コンテンツが実装予定に

Blizzard EntertainmentのJeff Kaplan氏は、海外メディアPC GamesNのインタビューを通じ、『Overwatch』にて実施する4月12日のイベントになんらかのプレイアブルなコンテンツを追加することを明らかにした。

Blizzard EntertainmentのJeff Kaplan氏は、海外メディアPC GamesNのインタビューを通じ、『Overwatch』にて実施する4月12日のイベントになんらかのプレイアブルなコンテンツを追加することを明らかにした。このイベントは昨日より『Overwatch』の公式Twitterアカウントが開催を示唆していたもので、7年前に記録された「キングス・ロウの反乱」に関するアーカイブスデータが意味深に示されている。

PC GamesNの取材に対しKaplan氏は、「現実世界と紐付けられていないイベント(Overwatch世界観内だけで展開されるイベント)」を多くのプレイヤーたちが求めているとコメント。今回の「キングス・ロウの反乱」関連のイベントが、昨年の「ソンブラ」のような連続したARGイベントとはならないことを示唆した。また本イベントが「プレイヤーがプレイしフィードバックを発する」ような内容だとし、プレイアブルなコンテンツが追加されることを明らかにしている。

さらにKaplan氏は、今イベントが本作のメインストーリーの根幹でもある「人類とオムニックの過去」を掘り起こす内容となることも伝えている。『Overwatch』では、人類が作り出した高度なAIを持つロボット「オムニック」が反乱を起こし、それに対抗するため結成された特殊部隊「オーバーウォッチ」の物語が描かれている(実際にはオーバーウォッチは一度解散しているが、後に秘密結社タロンの暗躍やオムニックの新たな脅威に対抗するため、再集結している)。さらにティーザーで言及されている「キングス・ロウ」は、オムニクスに対抗する自警団が存在しており、自警団とオムニクスのあいだで衝突が勃発したことでも知られる。オムニクスを嫌悪する人々が多く住む地域としてもゲーム内の世界では知られており、このような背景と共にイベントでどのような物語が描かれるのかは興味深いところだ。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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