日本マイクロソフトは4月4日、『Gears of War 4』を5月25日に国内発売すると発表した。プラットフォームはWindows 10とXbox One。価格は通常版が5900円で、シーズンパスが同梱されるUltimate Editionは9900円となる(共に税込、ダウンロード版)。通常版はXbox One向けのみパッケージでも発売され、こちらは6372円(税込)の予定だ。店舗特典・購入特典などの詳細は公式サイトを参照いただきたい。
本作はXboxプラットフォームを代表するTPS『Gears of War』シリーズ最新作で、海外では昨年10月に発売されている。日本マイクロソフトは、早い段階で国内発売を見送ることをメディアを通じて公表していたが、一転して海外から7か月遅れて国内でも発売される運びとなった。
気になる日本版のローカライズについてだが、対応言語は「日本語(字幕版)」で、海外版との表現の違いは「無し」と発表されている(CEROレーティングはZ)。つまり、日本語字幕が収録されている海外版と同一の内容ということになる。日本マイクロソフトは発表の中で「海外版の発売後、国内アクションシューティングファンからの熱い要望を受け、慎重かつ厳正な検証と審査の末、海外版からの修正を一切施すこと無く国内レーティングを取得」したとしている。
本作のキャンペーンモードでは、『Gears of War 3』でマーカス・フェニックスたちがローカストとランベントとの戦いに終止符を打ってから25年後の惑星セラを舞台に、『Gears of War』シリーズとして新たな展開を迎える。主人公はマーカスの息子JD・フェニックス。彼は友人のカイトとデルとともに、愛する人々を救うために武器を手にすることになる。マルチプレイにはキャンペーンモードの協力プレイや、シリーズでおなじみのHordeモードのほか、最大10人でプレイできるさまざまな対戦モードが用意される。このうちキャンペーン協力プレイ・Horde・ソーシャル クイックプレイ・プライベート対戦は、Xbox One版とWindows 10版とのクロスプレイに対応する。
なお、本作はXbox Play Anywhereに対応するため、Windows 10版かXbox One版いずれかのダウンロード版を購入すると、もう一方は無料で入手できる。また、クラウド経由でセーブデータや実績の獲得状況も両プラットフォーム間で共有される。