『ニーア オートマタ』などを手がけたヨコオタロウ氏が出演するドキュメンタリー映像がtoco toco tvにて公開中


日本人クリエイターが好きな場所や思い入れのある場所を選び、影響を受けたものなどを散歩しながら語るフランスのテレビ番組「toco toco tv」にヨコオタロウ氏が出演している。toco toco tvでは過去にSWERY氏や須田剛一氏、外山圭一郎氏や橋野桂氏など数多くのゲームクリエイターの「散歩」を公開してきたが、今回は『ドラッグオンドラグーン』シリーズや『ニーア』シリーズに携わってきたヨコオ氏を紹介している。

番組収録時は、『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』の開発真っ只中だったようで、ヨコオ氏がプラチナゲームズに出社し開発に取り組む姿が映されている。ヨコオ氏は、もともとプラチナゲームズが手がけたタイトルに好感を持っており、開発スタッフにサインを求める場面もあった。また氏はゲーム作りやシナリオを考えることが好きであり、映画などを見てみてもつい分析してしまうなど、根っからのクリエイターであるという一面をのぞかせている。

ヨコオ氏は、自身の手がける作品では、クリエイターが答えを提示するのではなく、プレイヤーに発見してほしいと語り、常に自分自身を「疑う」ことが大切であると話すなど、一癖も二癖もあるタイトルを手がけるヨコオ氏らしい回答がいくつも飛び出している。氏がスクウェア・エニックスのプロデューサーである齊藤陽介氏と居酒屋で飲み交わすシーンも映しだされており、『ニーア』シリーズファン必見の濃厚な映像となっている。