Steamストアにおける「全世界売り上げ上位」を観測し、チャートに浮上した最新作や注目作を独断と偏見で紹介する週間連載企画「振り返りSteam」。第二回となる今回は3月27日(月)から4月2日(日)のSteamランキング情報をお届け。先週に引き続き、『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』が勢いを見せている。
3月24日発売された『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』が、とにかく売れに売れている。発売以来、チャートの首位を守り続けており、Steam & ゲーム データによると、毎日最大6万人から9万人のプレイヤーがゲームを遊んでいる。人気作である『H1Z1』や『ARK: Survival Evolved』を同時接続数で上回ることもあるほどだ。3月29日はアップデートが実施されており、この破竹の勢いはまだまだ衰えそうにない。
また、セールによって大幅に値引きされていた『The Witcher 3: Wild Hunt』や『Dying Light: The Following』が売り上げ上位に顔を出していた。週末に実施されていたアニメウィークエンドセールの影響もあってか『Danganronpa 1 + 2』や『NEKOPARA complete edition』といった国産タイトルも売り上げを伸ばしている。
セールの後押しを受けて旧作が上位を独占するなか、新作では『X-Plane 11』が存在感を見せている。『X-Plane』シリーズは人気フライトシミュレータータイトルだ。同ジャンルには、ゲーム性を重視する作品が多いなか、現実寄りの挙動やシステムで好評を得ていた。1993年よりバージョンアップする形で展開しており、今作も最新作というよりは最新版と表現するほうが近いだろう。根強い支持を得ているシリーズらしく、堅実な売り上げを記録している。
そのほか、ナメクジ猫が過酷な世界を冒険する『Rain World』など、先週発売もしくは正式リリースされたタイトルは以下のとおり。