人殺しのレッテルを貼られた警官の日常と、巨悪の追求を描くアドベンチャーゲーム『Beat Cop』Steamで販売開始
「マイアミ・バイス」や「ダーティハリー」といった1980年代の海外刑事ドラマから影響を受けた、ポイント&クリック式アドベンチャーゲーム『Beat Cop』がSteamにて販売開始された。価格は1480円。
11 bit studiosは本日3月31日、Pixel Crowが開発した『Beat Cop』をSteamで発売した。プラットフォームはWindows/Mac/Linuxで、価格は1480円。本作は「マイアミ・バイス」や「ダーティハリー」といった1980年代の海外刑事ドラマから影響を受けた、ポイント&クリック式アドベンチャーゲームだ(関連記事)。
本作の主人公は警察官のJack Kelly。もともと刑事として活躍していたが、とある事件の捜査中に一般人に発砲してしまい、下っ端の巡回警官に降格させられる。人殺しのレッテルを貼られた彼は、仲間たちにはそっぽを向かれ、新しい上司からはクソのような扱いを受ける。家に帰れば妻のひどい浪費癖に悩まされ、あげくの果てにはマフィアから命を狙われる始末だ。このような最悪の状況から脱するには、きっかけとなったあの事件の真相を突き止めるしかない。
ゲームではプレイヤーはニューヨーク・ブルックリンの街を巡回し、駐車違反から発砲事件まで日々発生するさまざまな犯罪に対処していく。中には見逃してもうらうためにワイロを持ちかける者もおり、それを受け入れるか否かはプレイヤー次第となっている。こういった選択によって物語の結末は変化していくという。そして、そんな下っ端仕事に汗水を流しつつ、本来の目的である例の事件につながる手がかりを集めて、この汚れた街の闇にひそむ巨悪を白日の下にさらすのだ。