エイリアンの力やコンボ技を紹介する新生『Prey』の最新ゲームプレイ映像が公開


Bethesda Softworksは3月29日、『Prey』の最新ゲームプレイ映像を公開した。本作は『Dishonored』シリーズを手掛けたArkane StudiosによるSFシューターである。ときは2032年。地球外生命体「Typhon」の研究が進められていた宇宙ステーション「Talos I」にて異変が起きる。プレイヤーは主人公のMorgan Yu(性別はプレイヤーが選択可能)を操作し、「Talos I」に何が起きたのか、そしてMorganとは何者なのかを明らかにしていく。

新たに公開された映像では、プレイヤーが使用できる各種スキルについての解説がなされている。主人公のMorgan Yuは眼球に「Neuromod」を注射することで、さまざまな能力を手に入れることができる。大きくは人間としての潜在能力を引き出すものと、エイリアンの力を宿すものとで分かれている。前者の例としては、移動速度やジャンプ力といった身体能力を向上させるものから、ハッキングや修理技術といった頭脳系のスキルまで幅広く用意されている。技術力を高めタレットを設置できるようになれば、自分の手を汚さずにエイリアンを駆除することも可能だ。

エイリアンの力は、頭部に装着するサイコスコープを使って「Typhon」をスキャンすることでアンロックできる。コーヒーカップや椅子などに擬態できるものや、放火、衝撃波、テレキネシス、マインドコントロールなど、「Typhon」の力はどれも強力なものばかり。だがエイリアンの力を手にする代償として、ステーション内のセキュリティ用タレットが主人公をエイリアンとして認識するようになる。

コップに擬態すれば狭い空間も難なく通れる

また下記の動画では、主人公が扱えるスキルの数々と、ステーション内で手に入るユニークなツールを組み合わせたコンボ技が紹介されている。強力な接着剤を噴射する「グルー・ガン」で敵を固めたのち、影響範囲内の物体を天井に向けて上昇させる「リフト・フィールド」を使用すれば、上昇後に急落下した敵が砕け散る。そのほかスタンガンで硬直させた敵に「リサイクル・グレネード」を投げ込んでリサイクル品に変形させたり、デコイを設置する「ファントム・シフト」で敵をおびき寄せ、爆撃で一気に仕留めるなど、武器とスキルの相性を考えることも本作の魅力と言えそうだ。

『Prey』の対象プラットフォームはPCおよびPlayStation 4/Xbox One。海外版は5月5日、国内版は5月18日にリリースされる。