Ubisoftがモバイル向けのタワーディフェンスFPS『Tom Clancy’s ShadowBreak』を発表

Ubisoftは3月29日、F2PのタワーディフェンスFPS『Tom Clancy’s ShadowBreak』を正式発表した。対象プラットフォームはiOS/Androidであり、カナダではすでにオープン・ベータ版が配信されている。

Ubisoftは3月29日、F2PのタワーディフェンスFPS『Tom Clancy’s ShadowBreak』を正式発表した。対象プラットフォームはiOS/Androidであり、カナダではすでにオープン・ベータ版が配信されている。「Tom Clancy」ブランドのモバイルゲームとしては2011年にGameloftから『Tom Clancy’s Rainbow Six: Shadow Vanguard』がリリースされているが、Ubisoftによる「Tom Clancy」ゲームは今回が初となる。開発を担当するのは、カナダ・ハリファックスに拠点を置くUbisoft Halifax。スマートフォン&タブレット向けタイトルの開発に特化したスタジオである。

現在判明しているゲームモードは、リアルタイムで進行するPvPのマルチプレイ対戦である。プレイヤーは特殊部隊「ShadowBreak」所属のスナイパーとして、敵拠点を制圧すべく隊員を配置しながら、自らは狙撃ポイントから前線をサポートする。2つのレーンに分かれたタワーディフェンス系のゲームであり、プレイヤー自身も敵ユニットを攻撃できる点がユニークである。1マッチ3分の短期決戦となっており、隙間時間でも手軽に遊べる。

マッチ終了後は、ルートボックスからゲーム内通貨とカードを入手し、新しい銃、装備品、ユニットをアンロック・強化していく。クリエイティブ・ディレクターのAJ Morales氏によると、「武器やユニットのレベルアップだけでなく、ユニットの編成や武器・装備品の新しい組み合わせを試し、発見していくこともまた成功の秘訣である」。『クラッシュ・ロワイヤル』のような2レーン式のタワーディフェンスとFPSが合わさった本作は、ストラテジーと射撃技術の両方が求められるという「Tom Clancy」らしいモバイルゲームになりそうだ。

『Tom Clancy’s ShadowBreak』の正式リリースは2017年内を予定している。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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