『Watch Dogs 2』ロードマップ公開。4月中旬には無料アップデートでPvPモード追加、PvEもサポート強化


Ubisoftは3月28日、オープンワールドゲーム『Watch Dogs 2』の短期ロードマップを公開した。近々のプランとしては、4月17日の無料アップデートによりチーム対抗のPvPモード「Showdown」が追加される。こちらは当初、有償DLC「ノー・コンプロマイズ」の一部として配信を予定していたものだ。ルールは「Steal the HDD」、キング・オブ・ザ・ヒル形式の「Doomload」、ドミネーションの変形型「Erase/Protect the Servers」の3つである。PvP用のロケーションはマップ上に15箇所用意される。

PvPモードを無償提供に切り替えた理由としては、全ユーザを参加可能とすることで競技性を高めると共に、マッチメイクの速度とクオリティを上げ、コミュニティの活性化に繋げたいという点が挙げられている。コミュニティからマルチプレイ・コンテンツの追加要望が多く寄せられたこともきっかけになったという。

その要望に応えるべく、4月の無料アップデートではPvPのほか、マルチプレイ時にモトクロス、Eカート、ドローンレースに参加できるようになる。そのほかにも、お宝入りの装甲車をハックするソロ・協力プレイ用のアクティビティ、13種類のコスメアイテム、非殺傷のペイント弾ライフルが追加される。ペイント弾は当てた人や物にペイントをかけるだけでなく、マルチプレイ時にはかけられたプレイヤーのスクリーンが一時的にペイントで汚される。

今後の無料アップデートでは、5月にPvP、PvEサポートが追加されるほか、6月には4人同時接続の協力プレイに対応することも発表されている。

有償DLCに関しては、4月にPlayStation 4版が先行リリースされる「ノー・コンプロマイズ」(Xbox One/PC向けには5月配信予定)での配信を予定していたPvPモードが無料アップデートに移行したため、代わりとなるコンテンツが用意される。警察・消防隊・救急隊をテーマにした衣装・車両・アビリティ、6つのタイムトライアル系のレース、また非殺傷武器としてエアショットガン、スタン弾入りのスナイパーライフルが盛り込まれる。なお「ノー・コンプロマイズ」を含む『Watch Dogs 2』のシーズンパスは税別4800円にて販売中だ。