獣人たちが大乱闘する「スマブラ」風2D対戦アクション『Rivals of Aether』Steam版がついにフルリリースへ

インディーデベロッパーのDan Fornace氏は3月29日、Steam版『Rivals of Aether』をフルリリースした。価格は1480円。同作は『大乱闘スマッシュブラザーズ』のデザインを受け継ぎつつも、独自の獣人キャラクターや世界観、ゲームモードを加えた対戦型アクションゲームだ。

インディーデベロッパーのDan Fornace氏は3月29日、Steam版『Rivals of Aether』をフルリリースした。価格は1480円。同作は『大乱闘スマッシュブラザーズ』のデザインを受け継ぎつつも、独自の獣人キャラクターや世界観、ゲームモードを加えた対戦型アクションゲームだ(参考記事)。2015年9月からSteam早期アクセスを通じて販売されており、今回製品版となるバージョン1.0.0へとアップデートされている。

バージョン1.0.0ではシングルプレイヤーのほか、Wave形式で敵を倒していく「Abyss Mode」が収録し、スキンやカラーなどのアンロック要素および通貨、新規楽曲を追加。さらにはリーダーボードとSteamトレーディングカード、バッジや実績にも対応している。

※今年1月に公開されたローンチトレイラー

『Rivals of Aether』は『スマブラ』のひな形を用いた作品ではあるものの、『スマブラ』における「崖掴み」「投げ」「防御」がないなどの特徴があり、独自のスピーディなアクション性を生みだすことに成功している。登場する8人のキャラクターたちは、水や炎や風といったエレメントをテーマにした能力的にも個性豊かな面々が揃っている。映像を見てわかるように2Dドットアニメーションも非常に滑らかだ。ただし対戦人数については、オフラインが最大4人までプレイできるのに対し、現時点でオンラインは1vs1にしか対応していないため注意されたい。

なお次期バージョン1.1では、「Abyss Versus Online」がプレイ可能になるほか、リプレイやキーボードコントローラー関連の改善が盛り込まれるとのこと。なおすでにSteam早期アクセス版を購入していたユーザーには、ゲームボーイカラースキンを追加する無料DLCが提供されているのでチェックしてみよう。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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