『DARK SOULS III』DLC第2弾「THE RINGED CITY」配信開始。最果ての地、最後の冒険


フロム・ソフトウェアは3月28日、『DARK SOULS III』のDLC第2弾「THE RINGED CITY」の配信を開始した。対象プラットフォームはPlayStation 4/Xbox OneおよびPC。DLC単体の価格は税別1200円、2つのDLCを同梱したシーズンパスは税別2000円で販売されている。また4月20日にはゲーム本編と2つのDLCをセットにしたオールイン・バージョン『DARK SOULS III THE FIRE FADES EDITION』が発売される。こちらはパッケージ版が税別5900円、ダウンロード版が税別5400円となっている。

新エリアとなるのは、あらゆる時代・場所の残骸が積み重なった最果ての地「吹き溜まり」と、その底にある小人の街「輪の都」。行き方はDLC第1弾「ASHES OF ARIANDEL」の「黒い炎のアリーデ」撃破後、ボスエリア最奧に出現する新しい篝火、または「最初の火の炉」付近(ボスエリアとは逆方面)に現れる篝火を経由する。転送先ではアイテムや新武器を販売している「蓋かぶりの老女」と、「吹き溜まり」内では記憶を失った亡者の「ラップ」と遭遇する。

あらたなエリアでは胸元にダークリングを刻んだ輪の騎士や、空を飛び光弾を放つ天使たちが行く手を阻む。もちろんその先にはデーモンやドラゴンといった強力なボスも待ち構えている。戦いの途中では、炎をまとった曲剣や左右両手で構える巨大な盾など、新しい武器・防具が手に入る。そうした装備品ひとつひとつに散りばめられた物語の断片も忘れてはならない。

またPvP用アリーナの「不死の闘技」については、3月24日に新しい戦場「大屋根」と「古竜遺跡」が追加された。2つのDLCのうちどちらかを保有していれば「火の炉」を含め3マップともプレイ可能となる。いずれもゲーム本編で通ったエリアの名残がある場所だ。

今回の「THE RINGED CITY」をもって『DARK SOULS III』のDLCプランは最後となる。とはいっても、これが最後の華というわけでもないだろう。2月に開催された『DARK SOULS II』の海外ファンイベント「Return to Drangleic」や3月に開催された『Bloodborne』の「Return to Yharnam」のようにフロム・ソフトウェアによる一連のアクションRPGシリーズは海外ファンによる年次イベントが定例化されつつある。『DARK SOULS III』についても同様の企画が期待できそうだ。