セガ16ビット機が蘇る。メガドライブ向けの新作2D横スクロールアクション『PAPRIUM』予約販売開始、筋肉と暴力の世紀末描く


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WaterMelon Gamesは、16ビット家庭用ゲーム機「メガドライブ(GENESIS)」向けの新作『PAPRIUM』の予約販売を開始した。WaterMelon Gamesはレトロゲーム機向けのタイトルを支援者たちの意見を取り入れながら開発するプラットフォーム「Magical Game Factory」を運営しており、『PAPRIUM』はそこで作られたタイトルである。

予約販売の開始に合わせてイカれた最新トレイラーが公開されているが、こちらは光の点滅が繰り返される非常に目に悪い内容となっているため、視聴にはご注意いただきたい。

※2015年に公開されたゲームプレイ映像。公式映像なのになぜ直撮りっぽいのかは不明だが、アニメーションは非常に滑らかだ。

コードネーム「ProjectY」の名で4年間にわたり開発が続けられてきた『PAPRIUM』は、筋肉と暴力に満ちた世紀末を描く2D横スクロールアクションゲームだ。時は8A2年、東京と上海と平壌のちょうど中間位置にある「PAPRIUM」は、世界最短の核戦争の後に建設されたメガロポリスだ。プレイヤーは「タグ(Tug)」「アレックス(Alex)」「ダイス(Dice)」の3人を操作し、「BLU」と呼ばれるドラッグの蔓延を止め、街の平和を守ることを目指す。

ゲーム中には5人以上のプレイアブルキャラクターと、24面のステージを収録。プレイヤーは1人か2人プレイでさまざまなゲームモードに挑戦できる。細かなゲームシステムは明らかにされていないが、映像では必殺技のためと思われる体力とは別のゲージや、鉄パイプに消化器といった攻撃用アイテム、さらには体力回復かステータスアップのためと思われるドリンクを飲むといった要素も確認できる。なめらかなアニメーションと多彩な敵は、見ているだけでやりこみ度の高いアクション性を予感させてくれる。

『PAPRIUM』は、日本からも購入可能なリミテッドエディションが89.00ドルにて予約販売中、出荷時期は2017年9月16日となっている。フルカラーの説明書やパッケージボックス、各種グッズが収録されているほか、リミテッドエディション限定の「PAPRIUM MANGA VOL.1」も収録されている。PC向けのデジタル版などは存在しないので、購入したいプレイヤーはメガドライブを用意しておこう。

【UPDATE 2017/3/29 15:30】 同作がセガのライセンスを受けていない商品である旨を追記しました。