警察官に降格された元刑事の物語を描くアドベンチャーゲーム『Beat Cop』最新映像。Steamなどで今週リリース

「11 bit Studios」は3月31日に『Beat Cop』をSteam/GOG/Humble Storeにてリリースする。昨年8月にも弊誌で紹介した同作は、1980年代のニューヨーク・ブルックリンを舞台とするクリック&ポイント式アドベンチャーゲームだ。

「11 bit Studios」は3月31日に『Beat Cop』をSteam/GOG/Humble Storeにてリリースする。価格は1480円/14.99ドル。昨年8月にも弊誌で紹介した同作は、1980年代のニューヨーク・ブルックリンを舞台とするクリック&ポイント式アドベンチャーゲームだ。「マイアミ・バイス」「ダーティハリー」といった1980年代の名作刑事ドラマからインスピレーションを受けつつ、主人公をあえて“下っ端の警察官(Beat Cop)”にするというコンセプトのもと開発が進められてきた。

本作の主人公であるJack Kellyは、かつて刑事だったものの勤務中に発砲して人を殺害してしまい、現在は巡回警察官へと身を落としている。プレイヤーはKellyを操作し、課せられた任務を1日が終わるまでにクリアしていく。法の正義の名のもとにすべてを取り締まるのか、あるいは何らかの見返りを求めて犯罪を見逃すのかはプレイヤーの自由だ。最終的には街に潜む巨悪を暴いていくことが目標となり、プレイヤーの選択によってエンディングは変化する。

このほか路上駐車の切符を切ったり、犯罪者を逮捕したり、嫌な上司からゴミのように扱われたりと、警官・刑事ドラマのようなロールプレイが楽しめる『Beat Cop』。気になった読者はぜひドーナツとコーヒーをいただきながらプレイしてみよう。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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