マイクロソフトは3月22日、Xbox 360版『DAYTONA USA』などが後方互換に対応し、Xbox One上でプレイ可能になったとTwitter上で発表した。
『DAYTONA USA』は、2011年にセガからXbox Liveアーケード向けに配信されたストックカー・レースゲームだ。『龍が如く』シリーズで知られる名越稔洋氏が手がけ、1994年にアーケードで稼働したオリジナル版をHD移植している。3つのコースが収録され、最大40台でのレースをおこなう。アーケードゲームらしく取っつきやすいゲーム性と、ドリフトなどのテクニックを駆使することが結果につながる奥深さを兼ね備えている。これまでにもさまざまなプラットフォームに移植されている、セガのアーケードゲームを代表する一作だ。
Xbox 360版ではアーケードモードのほかに、最大8人まで対応するオンラインマルチプレイ、さまざまな課題に挑戦するチャレンジモード、曲の選択や歌詞表示などができるカラオケモード、グリップが低下する要素がある中で走行距離を競うサバイバルモード、そしてオンラインランキングに対応したタイムトライアルモードといったゲームモードが収録されている。
なおシリーズの新作としては、海外のアーケード向けに『DAYTONA Championship USA』が発表されている(関連記事・当初発表では『DAYTONA 3〜』としていたが、のちに「3」が削られた)。
*セガの名物コンポーザー光吉猛修氏自ら本作を紹介。「デーイートォーナーァァァ」でおなじみの本作のテーマソングを熱唱する動画後半も要チェック
今回そのほかに、次の2本のXbox Liveアーケードタイトルも後方互換に対応している。『Tower Bloxx Deluxe』は、Digital Chocolateが開発し2009年に発売されたパズルゲーム。クレーで吊り下げた建物の1フロアを積み上げていき、バランスを取りながら高層タワーを築く。Xbox Liveアバターに対応し、ストーリーモードやマルチプレイモードも用意されている。『Stacking』は、Double Fineが手がけ2011年に発売されたパズル・アドベンチャーゲーム。マトリョーシカ人形のようなキャラクターが登場する独特の雰囲気が特徴だ。なお、同作は国内配信されていない。