『Overwatch』罪なき者を守る正義の新メカヒーロー「オリーサ」が解禁、全プラットフォームでプレイ可能に

Blizzard Entertainmentの対戦マルチプレイヤーFPS『Overwatch』にて、新ヒーロー「オリーサ(Orisa)」が解禁された。「オリーサ」は天才少女が作った四脚型の女性ロボットで、タンククラスとして遠距離射撃やシールドの設置、味方の攻撃力バフなどをこなす。

Blizzard Entertainmentの対戦マルチプレイヤーFPS『Overwatch』にて、新ヒーロー「オリーサ(Orisa)」が解禁された。「オリーサ」は天才少女が作った四脚型の女性ロボットで、タンククラスとして遠距離射撃やシールドの設置、味方の攻撃力バフなどをこなす。先日までPC版のPTR環境にて触れることができた彼女だが、本日よりPC/PS4/Xbox Oneの全プラットフォームでプレイすることができるようになっている。

ただしBlizzardが昨日報告したところによれば、「オリーサ」は本日から1週間はライバルプレイ(Competitive Play)では使用できない。これはプレイヤーがライバルプレイでオリーサを使用する前に、まずプレイヤーに彼女のことについて学んでもらうための措置だという。現在「オリーサ」は「クイックプレイ」「アーケード」「カスタムゲーム」「プレイヤー対AI」で選択可能だ。

あわせてパッチ1.9も公開されている。「アナ」のバイオテックライフルのダメージ値は80から60に減少。「バスティオン」のセントリーおよびUlt時に受けるダメージを減らす割合は35パーセントから20パーセントに変更。「ジャンクラット」は自身の攻撃の爆発でダメージを受けないようになり、「ウィンストン」のシールドは崩壊後ではなく設置後からクールダウンが始動するようになっている。また「ゼニヤッタ」のサブ射撃は、クールダウン1秒から0.6秒に減少し、さらに攻撃が拡散しないようになった。

複数の調整が入っているのが「ソンブラ」で、まずハックでブーストしたヘルスパックを味方が壁の外から発見できるようになっている。さらに光学迷彩の始動/終了時に発生する効果音やボイスが聞こえる距離が15メートル範囲内に減少。トランスロケーターのクールタイムは6秒から4秒に減少された。

このほか「ザリア」に関しては、シールド発動時に「ラインハルト」のチャージのノックバックを受けない状態となっていそうだが、これは以前のパッチによる予想外の副作用だったそうだ。Blizzardは元の状態(近接攻撃系のノックバックは受け、遠距離攻撃系のノックバックは受けない状態)に戻したと報告している。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

記事本文: 1728