夜店を営む女の子が、ネコまみれの日本の島で暮らす『Mineko’s Night Market』ネコまみれの最新動画が公開


カナダに拠点を置くインディースタジオMeowza Gamesは3月12日、現在開発中の『Mineko’s Night Market』のティザートレイラーを公開した。昨年、弊誌でも紹介した本作は、日本のとある島を舞台にした温かい雰囲気で描かれるアドベンチャーゲームだ(関連記事)。

本作の主人公は、この島にあるフグ山(Mt. Fugu)のふもとの町に引っ越してきた、好奇心おう盛な女の子ミネコ(Mineko)だ。この町にはたくさんのネコが暮らしており、地元の人々はアベ(Abe)と呼ばれるネコを崇めている(トレイラーにも登場する木のお面をかぶった大きなネコのこと)。これまでおとぎ話でしか知られていなかった存在だが、最近は現実に現れるようになった。この町には不思議な謎がいろいろと隠されているようで、プレイヤーは町を探索するなかでそれを解き明かしていく。

本作の最大の魅力は、こういったストーリーを追う合間の日々の暮らしだろう。この町では毎週夜店が出てにぎわっており、ミネコもその中で自分の店を開くことになる。プレイヤーは町を探索する中であつめた資源をもとに商品を作って販売することができる。もちろん稼いだお金で、ほかの店で買い物をすることも可能だ。また、ステージイベントとして太鼓の演奏や相撲、カラオケなどの催し(ミニゲーム)が開催され、それに参加して好成績を収めることで、その年のイチ押しの夜店として選んでもらうことができる。

ゲームには町を彩るさまざまな要素が用意されており、プレイヤーは好きなように過ごすことができる。夜店の発展のために資源集めに精を出すもよし、町の人たちと交流を深めるもよし、あるいはネコあつめに興じるもよしだ。もちろん、たまには本筋のストーリーを進めてみるのもいいだろう。また、バスや電車などの移動手段をアンロックすることによって、遠く離れた町に行くこともできるようになる。町によってその雰囲気は異なり、訪れる時間や季節によって出会える人もさまざまだという。

本作は2018年後半にWindows/Mac向けに発売予定。昨年の段階ではiOS/Android向けも言及されていたが、現時点の発売予定プラットフォームには含まれていない。なお、Meowza GamesはPlayStation 4版の発売について現在検討中だとコメントしている