北米のニンテンドーeショップにてNintendo Switch向けに、インディーゲーム『The Binding of Isaac: Afterbirth+』、『World of Goo』、『Little Inferno』、『Human Resource Machine』が発売された。いずれのタイトルもNintendo Switchのローンチタイトルとして3月3日の発売を予定していたが、最終的に約2週間遅れのリリースとなった。以前弊誌でお伝えしたように、北米のニンテンドーeショップで販売されているタイトルは、北米向けのクレジットカードやニンテンドープリペイドカード経由で購入できる。『The Binding of Isaac: Afterbirth+』はパッケージ版も販売されているので、ややこしい手続きを嫌う方は、手間を必要としないパッケージ版を輸入するのが手っ取り早いだろう。
『The Binding of Isaac: Afterbirth+』は人気ローグライクゲームのシリーズの最新作。価格は39.99ドル。本作には「Afterbirth+」のほかに「Rebirth」と「Afterbirth」が含まれている。『The Binding of Isaac』は小さな子供「Isaac」となって迷宮を探索していくアクションゲーム。過去作品は日本語版が発売されているので、本作のローカライズも期待したいところ。
『World of Goo』は過去にWiiでも発売されたパズルゲームだ。価格は9.99ドル。黒い生物「グー」たちをつかんだりひっぱったりしながら、彼らをゴールの土管へと導く。Nintendo Switch版ではJoy-Conを使ったポインティングを採用しており、Wii版と同じように直感的に操作できる。Nintendo Switch版ではローカルマルチプレイヤーに対応している。
『Little Inferno』はWii Uでも発売されたアドベンチャーゲームだ。価格は9.99ドル。さまざまなアイテムを購入しては燃やすという作業を繰り返してお金を得ていく。アイテムによって燃え方が異なったり、燃やすアイテムの組み合わせによってコンボが生まれたりと遊び心に満ちた作品となっている。Nintendo Switch版の独占要素として、ローカルマルチプレイヤーに対応していることなので、友人とともに暖炉を煉獄にしてみてもいいだろう。
『Human Resource Machine』はパズル感覚でプログラムを組み、提示された課題を解決していくシミュレーションゲームだ。価格は9.99ドル。プレイヤーとなるサラリーマンは命令ブロックを運びながら、効率的な工程を確立していく。ルールを理解しなければゲームを進行させるのが困難なので、英語力が求められるタイトルとなっている。ちなみに開発元であるTomorrow Corporationは以前、弊誌に対して『World of Goo』、『Little Inferno』、『Human Resource Machine』の3タイトルの日本語版の発売を予定していると回答している。
ほかに3月に発売されるNintendo Switch向けインディータイトルとしては、『Pocket Rumble』と『Has Been Heroes』、そして『Snake Pass』が控えている。特に『Snake Pass』は『スーパードンキーコング』シリーズの作曲家として有名なDavid Wise氏が参加していることで注目を浴びている。NINTENDO64時代の3Dアクションゲームを彷彿とさせる部分もあり、こちらのリリースも楽しみだ。