【UPDATE】一族の奇妙な最期の日を追体験する『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』発売日が4月25日に決定。Steam版は日本語に対応


【UPDATE 2017/3/17 9:15】 AUTOMATONから本作の販売元であるAnnapurna InteractiveにPlayStation 4版の国内発売について確認したところ、本作は全世界同時に発売する計画になっており、日本でも同じく4月25日の発売を予定しているとの回答をいただいた。

【原文 2017/3/15 14:52】 Annapurna Interactiveは3月15日、Giant Sparrowが開発する『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと(What Remains of Edith Finch)』を4月25日に発売すると発表した。プラットフォームはSteam(Windows)で、海外ではPlayStation 4版も同日発売となる。

本作の舞台はアメリカ・ワシントン州にあるフィンチ家の一族の屋敷だ。人里離れた森の中に建つその屋敷とフィンチ家の歴史は、古くは1900年代初頭までさかのぼる。しかし、いまはもう誰も住んでいない。一族はみな不可解な死を遂げてしまったらしい。本作の主人公エディス・フィンチは一族唯一の生き残りで、8歳までこの屋敷に住んでいた。ゲームは彼女が久しぶりにこの屋敷を訪れるところから始まる。

廃墟というには綺麗なままの屋敷にはたくさんの部屋があり、当時住んでいた家族の思い出の品々が残されている。それぞれの部屋はいわばタイムカプセルになっており、プレイヤーはそういった品に触れることで、その持ち主の最期の一日を追体験することができる。亡くなったのは子供から大人までさまざまだが、いずれも現実に起こった出来事だとはにわかには信じられない光景を目にすることになる。たとえば部屋の窓の外に鳥を見つけては猫になって追いかけ、ウサギ狩りをする鷹になり、あるいは船を襲う巨大イカになるなど、その出来事もさることながら、ゲームプレイ自体も目まぐるしく変化する。そして、いずれの思い出も最終的には必ず死が待っている。プレイヤーは屋敷の中を探索してフィンチ家の過去を追い、一族の中でなぜエディスだけが生き残ることになったのか、その理由を知ることになる。

本作のSteamストアページによると、日本語字幕表示に対応するようだ。現在、予約割引などを実施するか検討中だという。PlayStation 4版については、一度はソニーが販売元となって国内発表されたが、Annapurna Interactiveに販売元が変わって以降の状況は不明。こちらの続報も期待したい(関連記事)。