tinyBuildはSteamにて『Streets of Rogue』の早期アクセス版の配信を開始した。価格は1400円。『Streets of Rogue』は以前弊誌でも紹介した見下ろし視点のローグライクアクションだ。(紹介記事)
筆者は以前に無料配布されていたプレアルファ版をプレイしていたが、その時点で完成度が高く、早期アクセス版はさらに進化している印象を受けた。自由度が高く、プレイヤーごとに遊び方が大きく異なるのが本作の特徴だ。
ゲームが始まれば、プレイヤーは好きな職業を選び、ランダムに生成されたステージを進んでいく。与えられたミッションをこなすことで、次のステージを進むことができる。本作の特徴は、ミッションの攻略法がかなり多彩であることだ。たとえばアジトにこもるマフィアを暗殺するミッションならば、アジトの隣の民家からハッキングをすることで警備システムを暴走させて自らの手を汚さず対象を殺めることが可能。あなたの職業が暗殺者ならば、敵の本陣に忍び込み息の根を止めることもできる。毒ガスを持っているならば、こっそりと室外機に仕込んでもいいだろう。だが敵に見つると地の果てまで追いかけられることになるので、周囲を警戒する必要がある。
職業は、序盤はロックされているが、プレイを繰り返せばどんどん開放されていく。ハッカーや兵士、バーテンダーやお笑い芸人に狼男やゴリラなどなんでもありだ。アイテムは毒ガスや回復アイテムだけでなく、敵や自分を巨大化や縮小させるといった、非現実的な機能を持つものも多い。職業とアイテムを組み合わせることで、自由度は無限大になる。
早期アクセス版リリース時点では20種類以上の職業が用意されているという。ローカルプレイに加えて、4人までのオンラインCO-OPにも対応しているので、友人と騒ぎながらプレイするのも楽しそうだ。早期アクセスは半年から1年程度を予定しているとのこと。3月13日の深夜まで無料プレイが開放されているので、実際に遊んでみるのがオススメだ。