巨大ロボットでやりたい放題の破天荒ゴルフゲーム『100ft Robot Golf』Steam版が来週に発売決定

No Goblinは3月10日、『100ft Robot Golf』をSteamで3月16日に発売すると発表した(国内では17日発売)。本作はそのタイトルが示すとおり、高さ100フィート(約30メートル)の超巨大ロボットでプレイするゴルフゲームだ。海外では昨年PlayStation 4向けに発売されている(関連記事)。

No Goblinは3月10日、『100ft Robot Golf』をSteamで3月16日に発売すると発表した(国内では17日発売)。本作はそのタイトルが示すとおり、高さ100フィート(約30メートル)の超巨大ロボットでプレイするゴルフゲームだ。海外では昨年PlayStation 4向けに発売されている(関連記事)。

上に掲載した本作のトレイラーをご覧いただくと、まともなゴルフゲームではないなと感じるかもしれないが、そのとおりだ。もちろんゴルフクラブでボールを打ち、グリーンにアプローチして、そしてカップに入れるという基本要素は備えている。しかし、ビルが建ち並ぶ街中にコースがあり、そこに巨大ロボットが降り立ったとなれば、ビルに向かってクラブを振り下ろしたくなるだろう。そんなロマンを叶えてくれるのが本作だ。

本作のゴルフコースは上述した街中や月面基地など普通のコースではなく障害物も多い。プレイヤーはクラブを振り回したりミサイルを撃ち込んだりして邪魔な障害物を破壊し、次のショットのための視界を開けることができる。ゲームはリアルタイムで進行し、一打ごとに自ら次のショット地点までボールを追いかけていくという、ゴルフゲームとしては珍しいものの、ロボットゲームとしてはむしろありがたい仕様になっている。

キャンペーンモードでは、プロのロボットゴルフパイロットたちの物語が90年代アニメ風のカットシーンとともに描かれる。一方、マルチプレイは最大4人でのオンライン/オフラインプレイに対応し、画面分割プレイもサポートする。ロボットはさまざまなタイプの機体が用意され、それぞれスイングのタイミングを合わせるシステムも異なっている。また、アイテムを購入することでロボットの見た目をカスタマイズ可能だ。

英語以外の言語として初めて簡体字中国語がサポートされる。国内PS4版も検討中とのことだったので日本語対応にも期待したい

No Goblinによると、今回のSteam版リリースに合わせてAIが作り直されたそうで、CPUはよりベストなショットを選択するようになり、プレイヤーは対人戦のように手応えのある対戦が楽しむことができるという。またグラフィックも強化され、水面や被写界深度などの表現向上のほか、たとえば建物を破壊するとより細かく砕け、その残骸はより長い間コースに留まって表示されるようになる。こういったアップデートは、先に発売されたPlayStation 4版にも後ほど適用されるという。なお、Steam版はゲームパッドだけでなく、マウス&キーボードでもプレイ可能だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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