【UPDATE 2017/3/11 14:33】 AUTOMATONから本作の販売元であるDroolに確認したところ、本作のXbox One版は日本語に対応するとのこと。しかし肝心の日本での発売については現時点では計画していないそうだ。ただ確定ではなく、今後リリースに向けて動く可能性はゼロではないとしている。
【原文 2017/3/10 12:22】 Droolは3月10日、リズム・バイオレンスゲーム『THUMPER』のXbox One版を発表した。発売時期は今年の春だとしている。
本作は宇宙に延びるレールの上を疾走するスペースビートルを操り、音楽とレール上の障害物に合わせて操作するリズムゲームだ。暗く異様な空間をうねりながら貫くメタルなレール、その世界への没入感を高める重厚に鳴り響くリズム、そして大きく口を開いたボスとの戦いが悪夢のような世界観を生み出している。
Xbox Wireに投稿したDroolの共同設立者Marc Flury氏は、Droolは10年以上にわたってリズムゲームを手がけており、その中で本作に携わるのはもう7年以上になると語る。本作の音楽はもうひとりの共同設立者で、ノイズロックバンドのベーシストとしても活動しているBrian Gibson氏が手がけている(Droolはこの二人だけのチームだ)。彼らはこのリズムゲームというジャンルでなにかインパクトのある新しいゲームを作ることを目指し、オリジナルのゲームエンジン上でGibson氏の音楽とゲームプレイを組みあげていった。そして血が出るわけでもゴアな表現があるわけでもないにもかかわらず、バイオレンスな雰囲気を感じる本作を生み出すことに成功したという。本作はPC/PlayStation 4向けに発売済みで、またVRにも対応し非常に高い評価を得ている。
彼らは現在Xbox One版の調整と最適化に取り組んでいるところだそうだ。発売予定時期としている今春には、Nintendo Switch版のリリースも同時に予定されている。