PlayStation 4システムソフトウェア・アップデート4.5配信間近。外付けHDD対応やPro向けBoost Mode追加


国内PlayStation.Blogにて、PlayStation 4のシステムソフトウェア・アップデート4.50 SASUKE(サスケ)が3月9日に配信される旨が発表された。本アップデートは2月上旬にベータテストが開始されていたもので、1か月のテストを経てようやく本配信がはじまる。

アップデート4.50の目玉は外付けハードディスクドライブへの対応であり、PlayStation 4の拡張ストレージとして活用できるようになる。容量は8TBまで対応。これまでも内蔵HDDを換装することは可能であったが、外付けHDDにも対応することでストレージ拡張がより一段と楽になる。なお外部保存できるのはゲームとアプリケーションのみで、セーブデータはこれまで通り内蔵HDDに保存される。

PlayStation 4 Pro向けには「Boost Mode」が追加される。PlayStation 4 Pro向けにアップデートされていないタイトルにて有効で、可変フレームレートを採用しているタイトルでのパフォーマンスが向上する。またゲームによってはロード時間の短縮につながる。すべてのタイトルで効果が出ると保証されたわけではないが、これまで以上にPlayStation 4 Proの恩恵を受けられる。

PlayStation VR向けには、Blue-ray 3Dコンテンツへの対応のほか、VRモード中のPlayStation 4 ホーム画面の解像度が向上する。またシネマティックモード中の解像度も同様に改善される。ホーム画面に加えられる変更でいうと、PlayStation VRに限らず、自分で撮影したスクリーンショットをホーム画面の背景画に設定できるようになる。

スクリーンショットやアニメーションGIFは今後アクティビティに直接投稿できるため、ゲーム体験をフレンドとシェアしやすくなる。そのほかにも、リモートプレイ時のボイスチャット追加、クイックメニュー改善(PSボタン長押しで表示されるメニュー)、PlayStation MessageとPlayStation Communities Appの更新など、他プレイヤーとの体験共有に関わる部分での改善・仕様変更が多く見られる。