任天堂は「Nintendo Switch」のJoy-Conにおいて、新たなサポート情報を海外向けに公開した。発売以降、インターネット上では一部でJoy-Conの接続に関する問題が報告されており、任天堂も海外メディアKotakuに対し問題が複数報告されていることを認めている状況だ。同社は「すべての任天堂ビデオゲームシステムと同様に、我々はNintendo Switchのハードウェアとソフトウエアのパフォーマンスのモニターを続け、必要となれば改善します」とも伝えている。
すでに国内向けには「取り外したJoy-Conで操作していると、反応が鈍くなったり、接続が途中で切れたりすることがあります。故障でしょうか?」というサポート情報が公開されており、こちらでは本体の近くに電波干渉する機器があると、Joy-Conの通信が不安定になる場合があると伝えられている。今回はさらに米国でも新たなサポート情報が公開されており、特定の環境や機器がJoy-Conの通信に干渉する可能性が伝えられている。
■Nintendo Switch本体を置くべきではない場所
・テレビの裏側
・水槽の近く
・金属物の中または下
・大量の電線やコードに押さえつけるように置く
・ワイヤレススピーカーやワイヤレスアクセスポインタなど、別のワイヤレスデバイスの3フィートから4フィート以内(約1メートル以内)
■Joy-Conの通信に干渉している可能性のあるデバイス
・ノートPC、タブレットなど
・ワイヤレスヘッドセット
・ワイヤレスプリンタ
・マイクロ波
・ワイヤレススピーカー
・無線電話
・USB3.0互換デバイス(ハードドライブ、サムドライブ、LANアダプタなど)
米任天堂によれば、ほとんどの場合はワイヤレスデバイスから約0.9メートルから1.2メートル離せばこれらの問題は解決するという。それでも問題が発生する場合には、ワイヤレス機器の電源をオフにすることを推奨している。複数のゲーム機を所有している読者の中には、モデムや無線LANルーターをゲーム機と並べて設置しているという人も少なくないと思われるので、これらの環境に当てはまっていないかチェックしてみて欲しい。