VRゲーム『Job Simulator』で再現した『Overwatch』ごっこが可愛い、オフィス用品を使って大暴れ


VRゲーム『Job Simulator』の中で『Overwatch』ごっこを遊ぶ動画が、SNSを中心に脚光を浴びている。『Job Simulator』の開発者が個人的な実験として制作したもので、仮想空間のオフィス用品を駆使して迫りくるペイロードを迎え撃つ様子を表現している。『Overwatch』のBGMや各ヒーローの台詞に合わせてスキルのエフェクトまで再現したキュートな動画は一見の価値ありだ。

https://twitter.com/MajorMcDoom/status/836300745230192643

『Job Simulator』は、2016年4月にOwlchemy LabsからHTC ViveおよびOculus Rift向けに発売されたVRシミュレーター。ブラウン管モニター型のロボットが運営するジョブミュージアムで、料理人やオフィス従業員、コンビニ店員、自動車整備士を職業体験できるという内容だ。ほとんどの業務内容がユーモラスな偏見に満ちており、誇張表現されたコミカルな作風が特徴。2016年10月にはPlayStation VRにも対応した。

個人的なウィークエンドプロジェクトとして動画を制作したのは、Owlchemy Labsで働くゲーム開発者のZi Ye氏。動画は『Overwatch』のディスクをオフィスのPCに挿入するところから始まり、迫りくる荷台のようなペイロードに数々のオフィス用品を駆使して立ち向かうというもの。「リーパー」の「ヘルファイア・ショットガン」ならぬホッチキスをプリンターでコピーした“二丁拳銃”や、ワインボトルにマグカップをくっつけた「ウィドウメイカー」のスナイパーライフル、電源タップの「グラップリング・フック」、ヘアドライヤーのような「メイ」の「凍結ブラスター」、冷凍庫から取り出した謎の「アイス・ウォール」など、いかにもごっこ遊びらしい表現が可愛い。ほかにも、「マクリー」面したブラウン管が「デッド・アイ」でハイヌーンしてきたり、「ラインハルト」の顔をしたモニターが突っ込んできたりと、『Overwatch』要素がまんべんなく散りばめられている。