『Battlefield 1』今月から順次配信される4種類の拡張パックの概要が公開。今週末にはフリートライアルが開催

 

Electronic Artsは3月1日、『Battlefield 1』向けに配信予定の4種類の拡張パックの概要を公開した。今月中旬に配信予定の拡張パック第1弾「They Shall Not Pass」については、フランス軍の参戦や新ゲームモード「フロントライン」の追加、また第一次世界大戦でフランス軍が戦った舞台を再現する4種類のマルチプレイマップの追加などの詳細がすでに明らかになっているが、残る3つの拡張パックの概要についても今回初めて明らかになった(関連記事)。

拡張パック第2弾のタイトルは「In the Name of the Tsar」。ロシア軍が参戦した第一次世界大戦最大の戦線が収録される。具体的な舞台としてはまず「ブルシーロフ攻勢」として知られる、1916年にロシアが侵攻したガリツィアが収録。ここでは騎兵も登場する。そのほかロシア統治下のエストニアに浮かぶ群島を舞台とする1917年の「アルビオン作戦」や、鉄道橋が架かる雪に覆われた冬のウプクフ峠などが登場する。

拡張パック第3弾「Turning Tides」では海軍基地での陸海空の戦いが収録される。1918年のベルギーを舞台とする「ゼーブルッヘ襲撃」や、1915年の「ガリポリの戦い」が起こった最初の数日が描かれる。この拡張パックでは駆逐艦や戦闘機も登場し、イギリス海軍が主役となるようだ。

黙示録を意味する「Apocalypse」と名付けられた拡張パック第4弾については、まだ具体的な情報は明らかにされていない。しかし第一次世界大戦におけるもっとも忌まわしき戦いがその舞台となり、行き詰まった状況下で生み出された残忍な道具や武器が登場するという。披露されたコンセプトアートでは炎に包まれた戦場に、ガスマスクらしきものを装備した兵士が描かれている。

それぞれの拡張パックは4種類のマルチプレイマップを収録しており、合計16種類のマップが追加される予定だ。そのほか20種類の武器やエリート兵科も追加される。なおこれらすべての拡張パックが含まれる「Premium Pass」を購入していると、配信開始の2週間前からの先行プレイが可能になる。

また今週末には、本作のPC版とXbox One版を無料で体験できるフリートライアルが開催される。実施期間は、PC版は3月3日午後10時から7日午前3時までで、Xbox One版は3月4日午前2時から6日午後4時59分までとなる(いずれも日本時間)。PC版ではキャンペーンモードの「大戦の書」の序盤2マップと、マルチプレイの5マップ・4ゲームモードを10時間プレイ可能。Xbox One版では、マルチプレイとキャンペーンモードの「大戦の書」をフルにプレイできる。