「ファミコンウォーズ」ライクな戦略ゲーム『War Groove』がPC/Xbox One/Switch向けに正式発表。最大4人でのマルチプレイにも対応

『Starbound』の開発元として知られるゲーム会社「Chucklefish」は、PC/Xbox OneおよびNintendo Switch向けにターンベース戦略ゲーム『War Groove』を正式発表した。発売は2017年を予定。

『Starbound』の開発元として知られるゲーム会社「Chucklefish」は、PC/Xbox OneおよびNintendo Switch向けにターンベース戦略ゲーム『War Groove』を正式発表した。発売は2017年を予定。本作はChucklefishが先日より『ファミコンウォーズ』に影響を受けて開発が進められていると紹介されてきたタイトルで、今回タイトル名と対象プラットフォームが正式に発表された形となる(参考記事)。

『War Groove』は2000年代にリリースされた『ゲームボーイウォーズアドバンス(Advance Wars)』などに影響を受けており、現世代のプラットフォームにてこの手の作品を復活させるというコンセプトで開発がスタートしたそうだ。ゲームデザインのエッセンスは受け継ぎつつも、高解像度のドットアートやオンラインを通じた対戦プレイ、深いカスタマイズ要素など現代的な要素が盛り込まれる。

詳細なゲームプレイを見ていくと、本作にはストーリーモードをクリアするとアンロックされていく4つの派閥と12人以上の指揮官が存在しており、それぞれの指揮官ごとに彼・彼女らの背景に迫る長いキャンペーンが用意されているそうだ。またルールカスタマイズに対応したスカーミッシュでは、ローカルおよびオンラインを介した最大4人の協力/対戦マルチプレイに対応。細かい点ではインゲームマップやキャンペーンエディターなどが用意されている点も明らかにされている。

4種類の派閥が登場する『War Groove』。なおChucklefishの『Starbound』から、Floran種族がプレイ可能な派閥として登場するという
Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

記事本文: 1728