Paradox Interactiveは2月28日、都市建設シミュレーション『Cities: Skylines』の最新DLC「Mass Transit」を正式発表した。今回のDLCは交通機関の拡張を図るもので、フェリー、ケーブルカー、モノレール、小型飛行船といった新しい交通手段が与えられる。これにより水上、高地、さらには空の旅を通じた通勤が可能となる。公共交通機関を強化し、都市のさらなる発展を図るのだ。
交通手段が増えると、それだけ交通網が複雑化する。「Mass Transit」DLCでは混雑や乗り換えの煩雑さを緩和するため、乗り換え用のハブ・ステーションを建てられる。電車からモノレール、バスからフェリーといった乗り換えを駆使し、これまで以上に細かく交通網を張り巡らせることが可能となる。また新要素を活かした新しいシナリオでは、強化された交通オプションをフル活用し、混雑や渋滞の解消に取り組む。
「Mass Transit」DLCのリリースと同時にゲーム本体の無料アップデートも予定しており、Modから着想を得たという新フィーチャーが追加される。現在判明しているのは、公共交通機関の予算拡大、緊急自動車の追い越し、道路の命名機能などである。
『Cities: Skylines』は2015年3月にPC版がリリース。2016年2月には冬をテーマにしたDLC「Snowfall」、11月には津波や竜巻といった自然災害を追加する「Natural Disaster」が配信されている。先日2月17日には「Xbox One Edition」が2017年春リリース予定である旨が発表された。「Mass Transit」DLCに関しては、近日配信予定(Coming Soon)となっている。