「PSVR」は発売から4か月で91万5000台を販売。供給ラインは今年4月までに改善を目指す

 

SIEのグローバルCEOであるAndrew House氏は、海外メディアNew York Timesのインタビューを通じ、2月19日までに「PlayStation VR(以下、PSVR)」が91万5000台の販売記録を達成したと明らかにした。PSVRは昨年10月13日にローンチされたPlayStation 4専用のVRヘッドマウントディスプレイで、発売から約4か月と少しでミリオン目前の販売数を達成したこととなる。

House氏は特に日本におけるPSVRの供給量の少なさについても触れている。PSVRの供給ラインについては、4月までに改善する考えであるという。日本国内では、PSVRが正規ルートで購入しづらく、再販されても即座に完売するような状況が続いている。

この供給量に関しては、House氏を含めソニー社内では当初、販売数を抑えるべきだという意見もあったことを氏自身が明らかにしている。

[perfectpullquote align=”full” cite=”” link=”” color=”” class=”” size=””]Andrew House氏「どんな組織にもある古典的なケースです、販売の最前線にいる人達はとても興奮して熱狂的になってしまう。社内のほかの声も用いて調整しなければならない、私自身もその声をだしていた1人で、少しばかり慎重になろうと伝えていました」[/perfectpullquote]

このほかHouse氏によれば、ソニーでは4月中旬までに100万台という販売目標を掲げているという。また今年秋からは、中南米での販売も予定していることを明らかにしている。