砲弾を撃て、船で突撃だ。古きよき海戦をカオスに描く対戦マルチプレイヤーFPS『Blackwake』がSteam早期アクセスで販売開始


「Mastfire Studios」は、対戦マルチプレイヤーFPS『Blackwake』の販売をSteamにて開始した。現在は開発中のビルドがプレイできる早期アクセス版となっており、定価は1980円。3月4日まではスペシャルプロモーションとして10パーセントオフの1782円にて購入することができる。

早期アクセス版では5種類のTDMゲームモードがプレイ可能。今後はさらなるモードの追加や新しい船の種類、武器が登場するという。なお価格は早期アクセス版を通じてほぼ同じか、わずか上昇することが想定されているという。現時点ではサーバー関連の問題が浮上し何度かパッチが当てられているが、Steamではユーザーから高評価を獲得しており、新たな人気作となることが予感される。

2015年8月にも弊誌で紹介した『Blackwake』は、海戦にテーマを据えた対戦マルチプレイヤーFPSだ。ゲームの時代設定は18世紀、カリブ海で海賊たちが華々しい活躍をみせ、そして没落していった時代。プレイヤーは船のキャプテンか船員の1人となって、大砲を撃ち合い時に敵船に突撃するオールドスタイルの海戦で勝利を目指さなければならない(参考記事)。

ゲームプレイ面では船を操作するために船員がさまざまな仕事をする必要あがる点が特徴だ。大砲への玉詰めから発射、船に空いた穴の修理や浸水した水の排出、もちろん白兵戦も船員たちの仕事である。戦闘中にティーを飲んで体力を回復するなどカオスで馬鹿げたゲームプレイも本作の魅力だが、船を操作するキャプテンが的確に指示を出し船員たちが協力するチームワークも必要なのが本作の楽しいところとなっている。