カプコン、『バイオハザード7』の短編シナリオDLC「Not A Hero」を2017年春に無料配信へ。主役はあのクリス・レッドフィールド


カプコンは『バイオハザード7』の公式サイトを更新し、2017年春に配信予定の無料DLC「Not A Hero」に関する概要を発表した。ゲームを攻略したプレイヤーにはすでに示唆されていたように、「Not A Hero」の主役はシリーズ通じてのヒーロー「クリス・レッドフィールド」となることが明らかにされている。

舞台は『バイオハザード7』本編と同じくベイカー邸となる予定で、イーサンの悪夢とは異なるテイストの短編シナリオが描かれているという。

※以下は『バイオハザード7』ゲーム本編のネタバレを含みます。

クリスといえば、初代『バイオハザード』にも主人公として登場した市警特殊部隊「S.T.A.R.S.」アルファチームの一員だ。『バイオハザード5』ではふたたび主人公に、『バイオハザード6』ではプレイアブルキャラクターの1人として登場、さらには『Marvel vs. Capcom 3』にも参戦しており、彼の強い正義感と筋肉隆々な肉質的アクションに魅了された人も多いだろう。『バイオハザード7』においては本編の最後の最後に登場し、最大の敵と戦う主人公のイーサンに手を差し伸べている(なおクリア後には「Not A Hero」の主役がクリスとなることを示唆するティーザーイメージが表示される)。

気になるのはやはりイーサンが登場する本編とはテイストが違うという点だろう。現在まで『バイオハザード7』においては2種類のDLCが配信、それぞれ3種類で計6種類のミニモードやモードが収録されている。それらとも異なるテイストになるのではないかと楽しく推測すると、「Not A Hero」は『バイオ6』以前のアクション寄りの『バイオハザード』シリーズの味付けや、あるいは『初代』の本編をそのままリメイクしたような内容になるのではないか、と考えてしまうところだ。