Insomniacが『Sunset Overdrive』の続編に意欲、2014年にXbox One専用で発売された良作オープンワールド3Dアクションゲーム

Insomniac GamesのプレジデントTed Price氏は、海外メディアGame Informerの取材を通じて、『Sunset Overrive』の続編発売に意欲的な姿勢を見せた。

Insomniac GamesのプレジデントTed Price氏は、海外メディアGame Informerの取材を通じて、『Sunset Overrive』の続編発売に意欲的な姿勢を見せた。『Sunset Overdrive』は2014年にリリースされたXbox One専用のオープンワールド3Dアクションゲームだ。良好な評価を獲得しながら、2014年の発売以降はほかのプラットフォームや続編の展開もみられず、シリーズの将来にはいくどかの注目が集まっている。

Price氏はGame Informerから『Sunset Overdrive』の続編に関する動きがないのはなぜかと問われ、「それはMicrosoftに聞くべきだろう」と返答した。一方で「我々はあのフランチャイズに情熱を持っているし、『Sunset Overdrive』は我々のものでもある」と続け、約束はできない上に時期も確約できないものの、将来的に『Sunset Overdrive』がInsomniac自身からリリースされる可能性があることを伝えている。

※2014年に公開されたゲームプレイトレイラー。『ジェット・セット・ラジオ』のようなスピーディーな移動アクションと破茶目茶な銃撃アクションが融合したゲームプレイが特徴だった。

前述したように、『Sunset Overdrive』は2014年に発売されて以降、フランチャイズとしての動きはほとんどなく、ファンが続報を待っている状況だ。2016年9月にはファンが『Sunset Overdrive』のPC版の可能性について質問したところ、Insomniac Gamesの公式Twitterアカウントは「(PC版が発売されるかどうかの)ボールはXboxのコート上にある」と伝えていた(参考リンク Twitter)。

ただ2014年に『Sunset Overdrive』をリリースして以降、Insomniac Gamesは3年間にわたり他社のタイトルの開発に協力してきた上で、現在はPS4向けの『Spierder-Man』の開発に取り組んでいる。同作はE3 2016にて発表されて以降、発売時期もまだ公表されていない状況で、Insomniacが『Sunset Overdrive』へと戻ってくるにはもうしばらくの時間が必要となるだろう。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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