「魔界村」に出たい娘のため父親が開発中の2Dアクション『Battle Princess Madelyn』最新映像が公開。SteamとSwitchで販売目指す


Causal Bit Gamesは、2Dアクションゲーム『Battle Princess Madelyn』のティーザートレイラーを公開した。2015年11月にAUTOMATONでも紹介した同作は、娘の「『魔界村』に出てみたい」という願いを叶えるために開発者Christopher Obritsch氏が開発しているという異色のUnity製『魔界村』クローン作品だ。今回のトレイラーの公開に伴い、Steamでの配信を目指してSteam Greenlightにも作品が登録されている。

『Battle Princess Madelyn』の主役となるのは、前述したように開発者Obritsch氏のお子さんである数歳のMadelynちゃんを模した若き女騎士「Madelyn」だ。「Madelyn」となったプレイヤーは幽霊のペット犬「Fritzy」と共に、彼女の王国と家族を支配する邪悪な魔法使いを倒さなければならない。なおこの犬の「Fritzy」も、Obritsch氏が少年期に飼っていた犬を元ネタとしているほか、ストーリーはObritsch氏が9歳のころに考えたものがベースとなっている。

ゲームは『魔界村』や『モンスターワールドII ドラゴンの罠』から影響を受けた内容となっており、特に映像からは『魔界村』から強いインスピレーションを受けていることが確認できるだろう。このほか本作の通常モードは、魔力オーブを集めることで死亡しても幽霊犬のFritzyがその場で蘇生してくれるといった独自のシステムが搭載されている。『魔界村』本来の難易度を求める人には「ロキ」モードが用意されており、こちらは父親つまりはObritsch氏が主役で、死亡するとスタート地点まで問答無用で引きずり戻されてしまう。

『Battle Princess Madelyn』はPC(Steam)にて2017年後半にリリース予定。なお開発チームが公式Twitterアカウント上でリツイートしているNintendo Lifeの報道によれば、本作はNintendo Switch向けにもリリースされることが明らかにされている。