一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会と日経BP社は22日、「東京ゲームショウ2017」(以下、TGS 2017)を9月21日から同24日まで幕張メッセにて開催することを発表すると共に、本日より出展の申込受付を開始した。今年は現実を超えた体験というテーマを掲げており、昨年盛況を博したバーチャルリアリティに加えて、拡張現実や複合現実といった概念まで出展対象を広げている。また、ライブ配信体制を一層強化することにより、国内外への情報発信に加えてe-Sportsの国内普及を促進する狙いもある。開催概要は以下のとおり。
■開催概要
名称: 東京ゲームショウ2017(TOKYO GAME SHOW 2017)
主催: 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
共催: 日経BP社
特別協力: ドワンゴ
後援: 経済産業省(予定)
会期:
2017年9月21日(木) ビジネスデイ 10:00~17:00
2017年9月22日(金) ビジネスデイ 10:00~17:00
※ビジネスデイは、ビジネス関係者およびプレス関係者のみのご入場となります。
2017年9月23日(土) 一般公開日 10:00~17:00
2017年9月24日(日) 一般公開日 10:00~17:00
※一般公開日は、状況により、9:30に開場する場合があります。
会場: 幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)
展示ホール1~11/イベントホール/国際会議場
来場予定者数: 25万人
募集小間数: 2000小間
入場料(一般公開日):
一般(中学生以上) 当日1,200円(前売券:1,000円)
小学生以下は無料
■出展社募集スケジュール
出展申込締切日: 2017年6月2日(金)
小間位置選定会:
2017年6月23日(金) 40小間以上(隣接小間がない形状)の出展社
2017年7月4日(火) 40小間未満(隣接小間がある形状)の出展社
出展社説明会: 2017年7月4日(火)
東京ゲームショウは1996年から続くビデオゲームをはじめとするコンピューターエンタテイメントの日本最大規模の総合展示会。米ロサンゼルスの「E3」や独ケルンの「gamescom」とならんで世界三代ゲームショウに数えられる。昨年で20周年の節目を迎え、過去最多となる614の企業や団体が出展。27万1224人の来場者数を記録した。
「TGS 2017」のテーマは“さあ、現実を超えた体験へ”。テクノロジーの進化でますますリアリスティックな表現ができるように発展したゲーム体験そのものだけでなく、東京ゲームショウ自身も新たな体験を提供できるイベントになろうという思いが込められた。昨年多くの企業が出展したVR(仮想現実)コーナーを拡張し、AR(拡張現実)やMR(複合現実)まで対象を広げることを目標に掲げると共に、VR/AR/MR対応ゲームタイトルだけでなく開発ソリューションといったビジネス向けの出展も募集している。
e-Sportsコーナーでは、国内におけるe-Sportsの普及を促進するためにステージを大幅リニューアル。家庭用ゲーム機やスマートフォンを対象とした人気タイトルの大会を実施する中で、インターネットへのライブ動画の配信でより多くの人にe-Sportsの魅力を伝えていきたいと説明している。なお、e-Sports大会の詳細については後日発表される。それに付随して配信体制を一層強化することで、インターネットを現地の来場者とならぶ情報発信の柱にしていく狙いだ。
インターネット動画は国内向けにドワンゴ、海外向けにはTwitchおよびTokyo Otaku Modeと協力して本格的な番組が制作される。会期前の7月から始まる事前番組では、出展社の先出し情報やe-Sports予選大会の模様を配信するほか、会期中は21時以降の夜間帯にも番組を配信する予定だという。また、中国向けのネット動画配信についても、新たなパートナーと提携することで公式動画チャンネルを開設するとのこと。ゲームプレイやステージショーはもちろん、みんなで盛り上がれるe-Sportsやライブ動画の配信で、世界中のゲームファンに新たな体験を届けたいとしている。