ガールフレンドを探して夜の教室をさまよう『LIT』Steam版が発売。『シャンティ』シリーズのWayForwardが開発


WayForwardは2月22日、パズルホラーゲーム『LIT』のWindows版をSteamで販売開始した。価格は598円(税込)。本作の舞台は幽霊が出没する真夜中の高校。主人公のジェイクはガールフレンドのレイチェルを見失ってしまい、彼女をさがして教室をひとつひとつ調べてまわる。

ステージとなる教室は全部で16種類用意されている。各ステージは教室の入口から始まり、反対側にある出口まで行くことが目的となる。夜の教室内は最初は真っ暗。明かりのない場所の床のマスは暗く表示され、その上は歩くことができない。出口までたどり着くには何らかの方法で床を光で照らす必要があり、そのためにはさまざまなアイテムを使用する。

ジェイクはパチンコを持っているため、教室内の机に置いてあるパチンコの球を入手すれば、それを撃って窓ガラスを割ることができる。すると月明かりが差し込み、窓から反対側の壁まで一直線に床が照らされて、その上を歩くことができるようになる。また、机にはテーブルランプが置いてあることもあり、先に電球を入手しているとそれに電気を点けることができるようになる。テーブルランプはその周囲を照らし、電球を取り外せば別のテーブルランプに付け替えることも可能。ただし、電球を取り外した際に暗くなる床にジェイクが立っていると、闇の中から現れた幽霊に襲われてゲームオーバーになるので注意が必要だ。

そのほかにも教室内に現れた幽霊を退治するマッチや、明かりの代わりとなるテレビを離れた場所からON/OFFするためのリモコンといったアイテムも登場する。これらのアイテムを正しい順番に正しい場所で使用しないと、出口までたどり着くことはできない。そしてスタートからゴールまでにかかったタイムと歩数が、そのステージの記録として残る。

本作は過去に海外WiiウェアやiOS/Android向けにも発売されており、今回発売されたSteam版はiOS/Android版をベースにグラフィックの高解像度化などが施されている。また、過去のバージョンには登場しなかったキャラクターをアンロックできるという。