Electronic Artsは2月17日、『Battlefield 1』の拡張パック第1弾「They Shall Not Pass」で追加予定の新ゲームモード「フロントライン」を紹介するトレイラーを公開した。この拡張パックの配信は来月に予定されている。
「フロントライン」は、シリーズではおなじみのゲームモード「コンクエスト」と「ラッシュ」を組み合わせたようなスタイルになっている。フランス軍とドイツ軍に分かれた両陣営は、第1フェーズとしてまず中間地点にあるフラッグの確保を目指す。たとえばフランス軍がそのフラッグを確保すると、ドイツ軍の拠点に近い場所に次のフラッグが現れて戦線が移動する。通常のコンクエストとは違い、占拠可能なフラッグはそれぞれの時点で一か所だけだ。このようにフラッグをめぐって相手の拠点に近づいたり後退したりという綱引きをおこなう。
上記の例の続きで、たとえばフランス軍がドイツ軍の拠点に近い場所のフラッグを確保すると、第2フェーズとしてドイツ軍の拠点内での戦いに移行する。拠点の中には電信施設が二か所あり、ラッシュのようにフランス軍はこれらの破壊を、ドイツ軍は防衛を目指す。防衛側は電信施設を利用して砲撃要請をおこなうことができる。二か所の電信施設を共に破壊するとフランス軍の勝利となるが、攻めあぐねてチケット(再出撃可能回数)が尽きてしまうと、戦線はふたたびフラッグを奪い合う第1フェーズへと戻ることになる。
本作向けには先週から「冬季アップデート」が配信されているので触れておこう。大きな要素としてはまずリボンの追加が挙げられる。リボンはゲームをプレイする中で特定の目標を達成した場合に与えられるもので、ひとつ獲得するごとに300XPが入手できる。今回のアップデートでは合計20種類が用意されており、たとえば「馬に乗って1ラウンドに3キルを達成する」や「1ラウンドにヘッドショットを5回達成する」といった目標がある。EAは今回が第1弾だとしており、今後追加を希望する目標があれば要望を寄せて欲しいとしている。
冬季アップデートではそのほかに、8種類のメインウェポンで500キルすることでアンロックできるエリートコーデックス記事が追加され、達成すると25000XPが獲得できる。また兵科ランクの上限はこれまでの10から50へ引き上げられている。レンタルサーバーの機能も追加されており、管理者は素行の悪いプレイヤーをキック、さらにはBANすることもできるようになった。ゲーム内では、次にプレイするマップをランダムに選ばれた二つのマップから、サーバー内のプレイヤーによる投票で選ぶことができる機能も追加されている。このアップデートには、もちろんバグの修正やバランス調整なども含まれている。詳しい内容は公式サイトのパッチノートを参照されたい。