「NIS America」は本日開催したプレスイベントにて、PS4向けHDリマスター版『シルバー事件』に2つの新規シナリオを追加することを発表した。この2つの新章は「Yami」と「White Out Prologue」と呼ばれており、後者は幻の作品『シルバー事件25区』へと繋がる内容になっているという。
「NIS America」の公式ブログでも詳細が発表されており、「Yami」は最終章の数か月後を舞台としている。「White Out Prologue」はタイムリープタイムトラベルを経た世界が描かれ、前述したように『シルバー事件』と『シルバー事件25区』を繋ぐ物語が記されている。このほかPS4版には、山岡晃氏やErika Ito氏、グラスホッパーサウンドチームによる2曲の新規楽曲とリミックス12曲が収録される。
【UPDATE 2017/2/19 10:15】 当初は「タイムトラベル」と記していましたが、原文の表現に従い「タイムリープ」へと修正しました。訂正しお詫び申しあげます。
※昨年公開されたPC版の映像です。
昨年のTGS 2016における弊誌のインタビューにて、須田剛一氏は『シルバー事件25区』の再販売に関して、「本当に今回の『シルバー事件』HDリマスターの結果次第です。滑り出しは順調なので、このままいい結果になれば実現するかもしれません。僕は必ずや実現したいと思ってますから」と伝え、その際にはフルリメイクに望みたい意向を示していた(参考記事)。
なお北米と欧州では、PS4向けHDリマスター版『シルバー事件』が4月18日/21日に発売されることが決定したようだ。HDリマスター版はグラスホッパーとPLAYISMの協力によって開発が進められてきたタイトルで、先にPC版はSteamで2016年10月にリリースされている(※PLAYISMはAUTOMATONの運営会社であるアクティブゲーミングメディア傘下のパブリッシャーです)。PS4版は国内向けにも正式発表されているため、発売時期は続報を待ちたい。