カプコンは2月14日、PlayStation 4版『BIOHAZARD 7 resident evil』(以下、バイオハザード7)の有料DLC第2弾「Banned Footage Vol.2」を配信開始した。販売価格は定価1500円。DLC第1弾「Banned Footage Vol.1」(定価1000円)とセットになったシーズンパスは2000円で販売されている。なおXbox OneおよびPC向けの配信開始日は2月21日となっている。
「Banned Footage」シリーズは、いずれもベイカー邸で撮影されたビデオテープの記録内容を追体験するという設定の追加コンテンツである。また追体験エピソードとは別途、本編とは切り離されたエクストラモードがついてくる。
DLC第1弾の「Banned Footage Vol.1」では、ベイカー邸本館のベッドルームに監禁された人物を操作し、マーガレット・ベイカーの目を盗みながら脱出を試みる「ベッドルーム」。また本館地下室を舞台に、ウェーブ形式で押し寄せるモールデッドと夜が明けるまで戦い続ける「ナイトメア」が収録されていた。エクストラモードとしては、限られたリソースを駆使してトラップとモールデッドだらけの本館を探索する「イーサン マスト ダイ」が含まれている。
DLC第2弾の「Banned Footage Vol.2」には、ゾーイ視点でプレイする前日譚「ドウターズ」と、ルーカスに囚われた者たちが生命をかけたギャンブルに挑む「21」が含まれている。「21」というタイトルが示唆するようにブラックジャックをベースとしたカードゲームなのだが、特別ルールとなっている。同時に拷問系ホラー映画のようなスプラッター劇でもある。エクストラモードの「ジャック 55th バースデー」は、ジャックの誕生日を祝うべく、ベイカー邸内のそこかしこに置かれたご馳走とアルコールを集めてはジャックに食べさせるというコメディタッチのゲームモードだ。時間制限つきで、いかに短時間でジャックの腹を満たすかがポイントとなっている。
エピソードごとに趣の異なるホラー体験を提供する「Banned Footage」DLC。ゲーム本編とはまた違った恐怖を味わえるだろう。なお2017年春には無料DLC「NOT A HERO」が配信予定となっている。シリーズお馴染みの「あの人物」に関する短編が描かれるのか、そちらも期待して待ちたい。