かわいい手描きキャラで失われた地下王国を探索『Hollow Knight』今月末発売決定。Nintendo Switch版も年内発売へ

Team Cherryは2月11日、2Dアクション・アドベンチャーゲーム『Hollow Knight』の発売日を発表した。日本時間では2月25日発売で、プラットフォームはSteam(Windows/Mac/Linux)、価格は15ドルとなる。

Team Cherryは2月11日、2Dアクション・アドベンチャーゲーム『Hollow Knight』の発売日を発表した。日本時間では2月25日発売で、プラットフォームはSteam(Windows/Mac/Linux)、価格は15ドルとなる。

本作の舞台は、はるか昔の大災害によって崩壊した王国Hallownest。地下深くに眠るHallownestへは、探検をする者や盗掘に向かう者が後を絶たないが、このところなにか様子がおかしい。その地下洞窟へ向かった者たちが帰ってこなくなったのだ。そして洞窟内には甘い香りの毒が漂い始め、怒りに震える昆虫のようなモンスターが現れた。Hollow Knightであるプレイヤーは、古代の謎を解き明かすためにHallownestが眠る洞窟の探索へ向かう。

本作は『メトロイド』や『リンクの冒険』『ファザナドゥ』から影響を受けているという。公式には明言されていないが、ジャンルとしてはメトロイドヴァニアタイプのゲームだ。広大で複雑に入り組んだ洞窟内には130種類以上の敵と30種類のボスが待ちかまえており、プレイヤーは斬撃や魔法で応戦する。描き込まれた美しい背景とはうってかわって、キャラクターはシンプルでかわいいイラスト調で描かれている。しかし、その見た目とは裏腹にアクションはスピーディかつ多彩だ。

探索を通じてHollow Knightの体力やスピード、あるいは魔法を強化していくことができ、また古代の秘宝であるチャームを発見し、装備することによって新たなアビリティが使用可能になる。冒険の拠点となる、かつて栄えた街DirtmouthにはさまざまなNPCキャラクターがおり、会話を通じて旅のアドバイスをもらえることがある。またDirtmouthにはさまざまなアイテムを販売するショップも存在し、たとえば地図や羽ペン、コンパスなどを購入すれば、広大なHallownestの探索に役立つことだろう。

本作は2014年に実施したKickstarterキャンペーンで資金の調達に成功し、開発が進められてきた。いくつかストレッチゴールも達成しており、クエストの追加や、Hollow Knightとは別の能力を持ったプレイヤーキャラクターの追加がおこなわれる。またWii U版の開発もストレッチゴールにより決定していたが、技術的な問題によってのちにキャンセルされてしまった。しかし、その代わりにNintendo Switch版の発売が決定している。こちらの発売日は未定で、年内予定とだけ伝えられている。また、PlayStation 4版の発売についても検討しており、現在ソニーと協議しているところだという。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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