2017年の『Call of Duty』は“ルーツに戻る”、Activisionが投資家向け資料でコメント
Activisionは投資家向けの2017会計年度Q4資料にて、2017年にリリースされる『Call of Duty』新作について言及した(pdf資料)。ゲーム内容などは伏せられているものの、“ルーツに戻る”ことが明らかにされている。『Call of Duty』シリーズは2014年より3スタジオよる3年開発サイクル制を採用しており、今年は同年に『Call of Duty: Advanced Warfare』をリリースしたSledgehammer Gamesの新作が発売される見込みだ。
“ルーツに戻る”という言葉をどう受け止めるかは難しいが、1つの可能性としては2003年にリリースされた初代『Call of Duty』がある。第2次世界大戦を舞台とした同作は、映画からのオマージュを感じさせるハイクオリティな演出で当時評価を浴びたほか、現在では存在しないModのサポートなども存在していた。またマルチプレイヤーのルールも現在のシリーズ作品と比較すると非常にシンプルで、エグゾスーツを着て空中を飛翔したりすることもない。そういった初期作品の時代設定やシンプルなゲーム性へ回帰する、と捉えることもできるかもしれない。
It’s officially 2017! Some call it the zodiac year of the Hammer. Have a safe and fun New Year’s, everyone! #SHGholidays pic.twitter.com/24qlku6ITd
— Sledgehammer Games (@SHGames) 2017年1月1日
Merry Christmas everyone, hope your day is joyous. Did you see our @SHGames card: https://t.co/c2DvVXW5ju? Now, can you unsee our runner-up? pic.twitter.com/v0cY4TfllD
— Michael Condrey (@MichaelCondrey) 2016年12月25日
例年通り、2017年の新作『Call of Duty』に関してもいろいろな怪しい噂が浮上しており、昨年10月にはベトナム戦争が舞台になるという出自不明のニュースがインターネット上を駆け巡っていた。上にあるTwitterの映像とツイートはSledgehammer Gamesとスタッフが投稿したもので、たとえばM1911の画像は第1次世界大戦や第2次世界大戦が最新作の舞台になることを示唆しているなど、これらが新作『Call of Duty』の内容を指し示しているのではないかという推論もある。
『Call of Duty』の最新作は例年4月から5月にかけて正式発表されている。暖かくなったころにどのような「ルーツに戻る新作」が登場するのか、続報に期待したい。