Kitfox Gamesは2月9日、性格診断アクションRPG『Moon Hunters(ムーンハンターズ)』をPlayStation 4向けに国内発売を開始した。価格は1499円(税込)。海外インディーゲームの日本市場向けローカライズやリリース支援をおこなっている架け橋ゲームスによって日本語化がおこなわれている。
本作の舞台は、マルドゥク王の太陽教団が太陽の力でこの世を支配しようとたくらんでいる、月が消えてしまった世界。イッサリアの地に暮らす4つの部族の中から選ばれた主人公は、太陽教団の襲撃が5日後にせまる中、仲間とともに月を取り戻す旅に出る。
ゲームは見下ろし型視点の2Dアクションゲームで、一人もしくは最大4人でのオフライン協力プレイが可能。プレイヤーはまず4つの部族と6つの職業の中から主人公を選ぶ。キャラクターの職業によって使用できるアビリティがさまざまに変化するほか、キャラクターのアップグレードは冒険の進め方によってランダムに決定される。また、ほかのキャラクターとの会話などでは選択肢が表示され、どちらを選んだかによって物語やその結末が変化する。
そしてエンディングを迎えると、それまでにとってきた行動のひとつひとつが伝説として夜空に輝く星座として刻まれ、やがて部族の間で語り継がれる神話となる。1プレイの時間は短いものの、さまざまなキャラクターや冒険の進め方を試すことができ、また古代文明の世界を彷彿させるマップもプレイするたびに自動生成されて異なる姿になるなど、リプレイ性の高いゲームとなっている。
本作はKickstarterで目標金額のおよそ4倍にあたる約18万カナダドル(約1500万円)を集めることに成功して開発された。昨年Steam(Windows/Mac/Linux)向けに発売されており、その後京都で開催されたBitSummitにも出展され、高い評価を得ている。なお、Kickstarterキャンペーン時にはPlayStation Vita版も予定していたが、のちに開発中止されている。